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その症状、更年期の始まりかも?女性ならば誰もが経験する更年期の不安を解消!

  • 最終更新日:2017年5月8日

監修者・女性

この記事の監修専門家

株式会社とらうべ

かんたんに言うと…

  • 更年期障害が起きるメカニズムを紹介!
  • イライラ、ほてり、多汗、うつ、肥満など不調の種類はさまざま!
  • 不調を緩和するために生活習慣の見直しに加えてサプリメントを活用する方法もある!
更年期で悩む女性

更年期というキーワード、女性ならば聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

 

「更年期」とは閉経をはさむ前後の5年間のことをいい、だいたい40歳半ば~50代くらいまでを指します。また、この時期に現れる、イライラ、ほてり、発汗、気分の落ち込み、不眠など不定愁訴(病気ではなく、漠然とした身体の不調)のこと「更年期症状」といい、なかでも、日常生活に支障が出るほどの症状のものを「更年期障害」といいます。

 

 

「言葉は聞いたことあるけれど、詳しいことは知らない」

「原因不明の不調に悩まされているけれど、もしかしてこれって更年期の影響?」

 

そんな風に思っている女性も多いのではないでしょうか。

 

更年期は誰にでも訪れるものです。 きちんと基礎知識をつけて、不安を解消していきましょう。

 

1.更年期とは?

1-1.そもそも更年期とは?

更年期」は、ライフサイクルのある一時期の呼び名のことです。下図のように、ライフスタイルはいくつかのステージにわけることができます。なかでも、8~18歳くらいの時期のことを「思春期」と呼ぶのは、みなさんご存知かと思います。「更年期」もライフステージを示す言葉で、おおむね45歳~55歳くらいの期間を指しています。

 

女性の年齢による変化

出典:更年期とは?│更年期障害が気になる女性を応援するキッコーマンの輝きプロジェクト

※上記年齢の区分けはあくまで目安であり、個人差があります。

 

1-2. 更年期と女性ホルモン~更年期障害はなぜ起きるの?~

はじめにお伝えしたように、更年期とは閉経前後の5年ほどに該当します。

 

女性ホルモンは、初経を迎えてから、閉経に至るまでの約40年間、妊娠・出産に関わることはもちろんのこと、女性らしい身体づくりや、脳や血管、骨などを守っていたり、肌や髪の艶を保っていたりと、女性にとって大事な働きをしているホルモンです。この女性ホルモン(おもにエストロゲン)の分泌が減少することで、様々な不調が身体に現れます。

 

エストロゲンの血中濃度の年齢による変化

出典:女性のからだの変化|大塚製薬

 

女性ホルモンは、女性が持っている生殖機能である「卵巣」から分泌されるホルモンですが、年齢を重ねるにつれて卵巣も老化していきます。

 

脳は卵巣に対して、女性ホルモンを分泌するように指令を送っています。ところが、卵巣が老化してくると、脳からの指令に応えようとするものの、女性ホルモンを分泌することができなくなっていきます。

 

脳は指令を送り続けるのに、卵巣がそれにこらえられない状態が続くと、いよいよ身体の中でパニックが起き、その結果、様々な不調が身体に現れることとなるのです。

 

更年期障害の仕組み

 

このように、更年期の期間にあらわれる、さまざまな症状のなかでも、ほかの病気をともなわない症状を「更年期症状」といい、更年期症状のなかでも、日常生活に支障が出るほどのものを「更年期障害」といいます。

 

1-3. 女性の更年期は変化がいっぱい!

実は、女性の更年期は、身体の変化以外にもライフスタイルの変化が起きる、とても大きな転換期であります。

 

子育てが一段落するこの時期、それまで頑張ってきていたこともあり、一気にさみしさを覚えたり、子供の学校生活や進学、思春期であるが故の反抗期など、今までとは違う心配ごとが増えたりする時期でもあります。

 

それに加えて、親の介護が必要になったり、パートナーの病気や入院が増え始める時期でもあります。さらに、キャリアを築いてきた女性ならば、責任ある立場になり職場で過度なプレッシャーがかかるなど、この年齢だからこその精神的、肉体的負担が増えてきます。

 

このように更年期は、身体の中も、外部環境も大きく変化する時期なのです。外部環境の変化やプレッシャーも、精神的負担がかかり、より身体の不調に拍車をかけていることが考えられますね。

 

2.具体的な更年期の症状について

更年期の不調は、人によって様々ですし、同じ症状でも感じ方に個人差があります。

 

更年期による症状とよく似た病気の可能性もあります。ですから、自己判断で更年期と決めつけず、まずは、病院でしっかり検査をしてもらう必要があります。

 

病院で検査をしても原因が特定できない場合、更年期症状の可能性があります。当てはまる症状がないか、確認してみてください。

 

<<症状例一覧>>

  • 〇イライラ
  • 〇月経不順/不正出血
  • 〇記憶力の低下/もの忘れ
  • 〇不安/気分の落ち込み/うつ
  • 〇のぼせ/ほてり/発汗
  • 〇めまい
  • 〇肩こり/腰痛/関節痛
  • 〇疲労感
  • 〇手足のしびれ
  • 〇むくみ
  • 〇眼精疲労/ドライアイ
  • 〇肌のくすみ/たるみ
  • 〇食欲不振
  • 〇肥満

 

このように、女性ホルモンの減少により起こる更年期の不調は、本当にさまざまです。

 

こういった症状が全く現れない人もいますし、不調が続く期間もまちまちです。

 

いずれは終わる更年期の不調ですが、やはり、人によっては非常につらい時期になります。 自分が自分でないと思うくらい、脱力感や倦怠感、集中力や記憶力の低下が起き、その症状がひどくなるとうつ状態に陥ることも…。

 

ですから、できれば何かしら対処をして症状を軽減したり、あらかじめ予防したりしておきたいですよね。

 

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3.更年期症状の改善方法とは?

更年期症状の改善方法は複数あります。それぞれメリットやデメリットもあるので、自分にあった方法を医師とも相談しながら決めていくのがよいでしょう。

3-1. ホルモン補充療法

減少する女性ホルモン(エストロゲン)を補って症状を軽減する治療法です。

 

ホルモン補充療法といっても、大量の女性ホルモンを補充するわけではなく、20~30代で分泌されていた量よりも圧倒的に少ない量を補充して、少しずつホルモンが少ない状況に身体を慣れさせる方法です。飲み薬、貼り薬、塗り薬などさまざまなタイプがあります。

 

また、子宮をなんらかの理由で摘出している人とそうでない人、閉経している人とそうでない人、閉経後の経過年数、その他、症状や持病の関係など、その人の状態にあわせ、方法を選択していきます。

 

<ホルモン補充療法のメリット>
  • 実際に不足しているホルモンを身体に補充するので、症状の緩和に有効
  • ほてりや発汗に対して効果が見込める
  • 肌つやや髪質が若々しくなる    など
<ホルモン補充療法のデメリット>
  • 不正出血、めまい、嘔気、腹部の張り、乳房のはりなど不快症状が出る場合がある
  • 長期にわたって続けることで、静脈血栓症や乳がんなどになるリスクが若干高まる。
  • 乳がん検診、子宮がん検診など、定期的に婦人科検診を受ける必要がある
  • 乳がんになったことがある人(もしくは治療中)、子宮体がんや子宮内膜の肉腫を治療中の人、その他過去あるいは現在の疾病次第では、治療が受けられない人がいる

3-2. 漢方

漢方

更年期の症状緩和として、漢方も治療法の1つに挙げられています。

 

漢方は東洋医学の考え方に則り、全身の血液や水分などの「巡り」をよくして、全体のバランスをとることで、不調を取り除いていく治療法です。植物や鉱物などの薬効成分がある生薬を複合して作られており、人それぞれの不調に合わせて、様々な種類の漢方があります。

 

<漢方のメリット>
  • 複数の症状に効く可能性がある
  • いつからでも始められる
  • 他の治療法を併用できる場合もある
<漢方のデメリット>
  • 保険が効かない場合、コストがかかる
  • 効果が非常にゆるやか
  • 薬によっては味が苦く続けるのが大変

3-3. 食事の改善

納豆と味噌汁

私たちの身体は、普段口にしているものを栄養として作られています。何も考えずに食べたいものを食べるのではなく、身体をきちんと整えてくれる食事を心がけるべきです。

 

更年期症状は、女性ホルモン(エストロゲン)の減少で引き起こる不調ですが、『植物性エストロゲン』と呼ばれる大豆イソフラボンを含む食費を摂ることで、エストロゲンに似た働きが期待できます。

 

【大豆イソフラボンが含まれている食品】

・納豆・味噌・豆腐・油揚げ・きなこ

 

<食事改善のメリット>
  • いつからでも始めることができる
  • 他の治療法と併用できる
<食事改善のデメリット>
  • 効果が明確ではない
  • レシピを研究する必要あり

3-4. サプリメントや健康食品を活用

サプリメント

なかなか毎日の食生活を徹底できなかったり、病院に行くほどではない、漢方は飲みづらくて続かなかった、そんな場合に選択肢として挙げられるのが、サプリメント健康食品です。

 

サプリメント健康食品はあくまで「食品」ですので、食事改善同様、劇的な効果が見込めるわけではありません。ただ、食品から毎日意識して摂ることが難しい場合は、サプリメントを活用することもひとつの方法でしょう。

 

ただし、サプリメントや健康食品は食品ではあるものの加工されているので、飲み過ぎはもちろんNGです。また他の薬との併用が必ずしもOKとも限りません。 治療中の病気があったり、懸念がある方は、摂取する前に医師に相談する必要があります。

 

3-5. その他対処方法

女性ホルモンの減少そのものに効果があるわけではありませんが、

  • 血行を良くする
  • 身体を冷やさない

これらのことは、自律神経のバランスを整え、自律神経の乱れによる身体の不調を、自らの力で改善することにつながります。

 

・シャワーだけで済まさず、きちんと湯船に浸かって身体を温める

・寝る時は足元を冷やさないようにする(湯たんぽがおすすめ)

・朝起きたら、一杯の白湯を飲む

 

日頃の生活習慣を少し変えて、身体が本来の働きを取り戻せるようにしてあげましょう。

 

4.更年期と向き合う

気持ちのよさそうな女性

ここまで、更年期にまつわる基礎知識をまとめてきましたが、更年期に起こるカラダとココロの変化の多くは『病気』ではありません。

 

更年期にともなう変化の現れ方は人によって様々ではありますが、誰もが通る道です。

 

突然、今までの自分では信じられないくらい、物忘れが激しくなったり、なんだか何事にもやる気が出なかったり、眠れなくなってしまったり…。まさか自分が!と不安になったり、イライラしてしまうこともあると思います。

 

でも、大事なことは、そんな時はあまり無理をせず、【 のんびりすること 】ではないでしょうか。

 

また、同じように更年期の不調に悩む人はたくさんいます。インターネットでそういう人のブログを読むでも、更年期の女性向けに開催されているセミナーへ参加するでも、何かしら情報に触れることで「悩んでいるのは自分だけじゃないんだ」と思えることもあるでしょう。

 

独りで抱え込んだり解決しようと頑張りすぎたりするのではなく、周りの力を借りてのんびりこの時期を乗り越えていきましょう。

 

女性であれば避けては通れない更年期。でも、基本的な情報を知っているだけでも、これから訪れる更年期症状の緩和に役だったり、備えたりすることができますよね。

 

辛く大変な時期でもありますが、健康的な老後を迎える準備期間でもあります。改めてここで生活習慣や自身の健康を見直すことで、いきいきとした老年期を迎える準備をしていきましょう。

 

 

 

※この記事を監修して頂いた専門家の方

女性専門家 

監修:株式会社とらうべ

ヘルスケアに関するサービス、マーケティング支援やコンテンツ発信などを事業として展開。医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士などの専門家により、 医療・健康に関連する情報について、信頼性を確認・検証するサービスを提供している。

 

※監修している内容についてはあくまで一般論に関してであり、具体的症状についての説明や診断を行うものではありません。また、監修者は本サイト上またはリンク先等におけるいかなる個別商品、特定商品の効果保証、購入推薦・推奨などをするものではありません。

 

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KEIKO
■30代独身女性 サプリメントマイスターの資格を保有。予防医療診断士、資格取得に向けて勉強中。 自分自身が病気になったことをきっかけに、健康について改めて勉強し始める。 そうして、「自然治癒力」を高めて自分自身であらかじめ病気にならないような体づくりを意識し、生活を送る。また女性特有の悩みも増えてくる年代に差し掛かってきたため、女性に向けてより役に立てるような情報発信を心がける。 食生活、運動、そしてサプリメントなど健康にまつわる情報は、常に最新のものを仕入れ、まずは実践している。

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