1. 健康チョキンTOP
  2. よくある悩み
  3. 関節痛
  4. ≫ 美肌や関節炎に期待大!「ヒアルロン酸」の効率よい摂取方法

美肌や関節炎に期待大!「ヒアルロン酸」の効率よい摂取方法

  • 最終更新日:2017年3月31日

20代女性

美肌に効く!とよく耳にするヒアルロン酸。
年齢を重ねるうちに、たるみやしわが目立つようになってきた…とお悩みの女性にとっては、救世主のような存在なのではないでしょうか。

実はこのヒアルロン酸は、肌に良いだけでなくさまざまな効果があると言われているんです。
今回は、そんな美容成分としても注目されているヒアルロン酸が体内で果たす役割と、効率よく摂取するための方法について詳しくご紹介していきます!

1.そもそもヒアルロン酸って?

◇皮膚や眼、関節などの細胞間に多く含まれる成分!

肌を気にする女性

ヒアルロン酸は皮膚や眼、関節など細胞間に多く含まれている成分です。美肌効果や関節炎などに対する効果が期待されることから、現在多くの化粧品や医薬品、健康食品などに配合されています。
ヒアルロン酸の最大の特徴は、高い水分保持力です!なんと、1gあたり約6000mlもの水分を保持しているんです。

◇ヒアルロン酸の効果は?

悩む女性

ヒアルロン酸は多くの水分を蓄えることにより、肌にうるおいを与えたり、関節の磨耗を抑え動きを滑らかにしたりする機能を果たしてくれます。
ヒアルロン酸の効果はそれだけではありません!眼精疲労生理痛更年期障害の改善などにも期待されています。
現在では、整形外科での変形性関節症(加齢による炎症)の治療、眼科でのドライアイ、コンタクトレンズによる外傷治癒などにも用いられるようにもなりました。

また、細胞を老化させないためにもヒアルロン酸の摂取は大切です。
細胞と細胞のすき間のヒアルロン酸が減少すると、細胞外液の保持力が低下し、栄養成分の輸送や老廃物の除去が滞ってしまいます。これらは、細胞が老化する原因となると考えられているのです。

このように、ヒアルロン酸には美肌以外にもさまざまな効果があることがわかります!

 

2.ヒアルロン酸の種類

お肌を整える女性

ヒアルロン酸の種類は主に粘性分子量で区分することができます。粘性が低く低分子のヒアルロン酸のほうが、吸収が良いとされています。化粧品などに配合されているヒアルロン酸の種類は3種類です!

①ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は粘性が高く、高分子なのが特徴です。そのため肌には浸透せず、水分を含んだ膜を形成し、肌のバリア機能を支援する働きがあります。

②アセチルヒアルロン酸

アセチルヒアルロン酸はヒアルロン酸よりも保水力が高く、別名「スーパーヒアルロン酸」とも呼ばれています。
ヒアルロン酸と比較すると粘性が低く低分子で、使用感はさっぱりとしています。約2倍の保水力を有しており、肌の潤いを保ってくれます。

③加水分解ヒアルロン酸

加水分解ヒアルロン酸は「ヒアロオリゴ」とも呼ばれるもので、ヒアルロン酸の分子量が100万以上と高分子であるのに対し、加水分解ヒアルロン酸は1万以下と低分子。そのため粘性も低く、さらさらとしています。
シャンプーなどにも使用されおり、頭皮を保湿する働きもあります。

 

このようにひとことでヒアルロン酸といっても種類はさまざまで、粘性や分子量が違えば効果も違ってきます!
化粧品などを選ぶ際には参考にしてみてくださいね。

 

3.ヒアルロン酸は膝痛にも効く?

膝痛な人

関節と関節の間にはヒアルロン酸をふくむ関節液があります。この関節液は「膝の潤滑剤」とも呼ばれており、関節軟骨が滑りあう際の摩擦を低減してくれています。
この関節液に含まれるヒアルロン酸の分子量は約800万と非常に高いんです!

体内に含まれる約3分の1のヒアルロン酸は毎日ターンオーバーしていますが、加齢により、その合成量は30代ころから減少を始め、40代では赤ちゃんと比較すると半分の約50%に。身体を若々しく保ちたいのであれば、積極的にヒアルロン酸を摂取し続けることが望ましいです。

注射
膝痛に対する処置としては、ヒアルロン酸を注射する方法があります。手術をするよりも短時間で炎症を和らげることができますが、留意すべき点として、長期的に注射を続けなければいけないこと。さらに注射針による細菌感染や、アレルギー症状が出る場合もあります。

また、注射するヒアルロン酸の種類によって見込める効果も異なりますので、信頼の置ける医療機関に相談するようにしましょう。

 

4.ヒアルロン酸が含まれている食品は?

サーモン

ヒアルロン酸が多く含まれている食品はこちらです!

【魚系】
鮭、鰻、カレイ、フカヒレ、魚の目
【鶏系】
手羽先、軟骨、皮、トサカ
【植物性食品系】
納豆、めかぶ、もずく、山芋、オクラ

ヒアルロン酸を摂取すると肝臓で単糖として分解・吸収されますが、食品に含まれるヒアルロン酸の分子は大きいので、摂取したとしても吸収されにくいんです。
そのためコラーゲンを効率よく吸収するために、次に紹介する「一緒に摂取したい成分」も参考にしてみてください。

 

5.ヒアルロン酸と一緒に摂取したい成分

ヒアルロン酸と相性の良い成分はこちらです!

◇コラーゲン

フカヒレ

コラーゲンは表皮細胞の新陳代謝を促進し、肌の老化防止の役割を担っています。肌にうるおいを与え、キュッと引き締めるためには、ヒアルロン酸とコラーゲン両方のバランスを保つ必要があります。

コラーゲンを多く含む食品例:フカヒレ、ハモ皮、牛すじ、豚白モツ、しらす、サンマ、サワラ、イカなど

◇コンドロイチン

うなぎ

コンドロイチンには磨耗した軟骨に保水性と弾力性を与えて修復・再生する効果があります。関節炎や腰痛などに悩まれている方は、ヒアルロン酸とともに積極的に摂取するとよいでしょう。

コンドロイチンを多く含む食品例:なめこ、里芋、すっぽん、うなぎ、牛すね、豚足、なまこ、タイ、カレイなど

◇ビタミンB2

レバー

ビタミンB2には皮膚や各器官の粘膜を正常に保つ働きがあります。アルコールとは相性がよくないので、お酒をよく飲まれる方は、注意しましょう。

ビタミンB2を多く含む食品例:レバー、はつ(心臓)、魚肉ソーセージ、たらこ、アーモンド、海苔、しそ、うずらの卵など

◇ビタミンC

ミニトマト

ビタミンCは病気への予防効果のみならず、酸化防止や疲労回復の働きもあります。ただしタバコの喫煙(または受動喫煙)により破壊されてしまう成分でもあるので、喫煙者の方は非喫煙者の方よりも多くのビタミンCを摂取する必要があります。

ビタミンCを多く含む食品例:トマト、ピーマン、かぼちゃ、にがうり、ケール、カリフラワー、アセロラ、ゆず、レモンなど

◇Nアセチルグルコサミン

牛乳

Nアセチルグルコサミン(天然型グルコサミン)はヒアルロン酸の合成を促進する働きを持っています。ただし血糖値が上がりやすくなる成分でもあるので、糖尿病の方は注意してください。

Nアセチルグルコサミンを多く含む食品例:カニの甲羅、エビの殻、牛乳、チーズ、きのこ類など

◇エラスチン

イワシ

エラスチンはヒアルロン酸やコラーゲンと関連性の強い成分で、肌の弾力維持に重要な役割を果たします。特にエラスチンとコラーゲンは睡眠時に活性化されるので、夜に摂取するとより効率的と言えます。

エラスチンを多く含む食品例:牛すじ、手羽先、イワシ、カツオの動脈球、煮魚など

◇トリプトファン

ごはん

トリプトファンは必須アミノ酸のひとつで、快眠とも関連性のある成分です。さらに、血圧・コレステロール値の調整や、更年期障害の緩和にも効果があります。

トリプトファンを多く含む食品例:ごはん、パン、麺類、乳製品、アーモンドなど

◆ヒアルロン酸と相性の良くない食品は?

お菓子を食べる女性

ヒアルロン酸を効率よく摂取する上であまり相性のよくない成分もあります!

ひとつはケーキなどの甘味物です。糖類はヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンを作り出す線維芽細胞を弱めてしまうので、美容成分を持つ食品と甘味物はあまり一緒に食べない方がよいでしょう。

もうひとつが、牛ばら肉やマヨネーズなど脂肪量の多い食品です。こちらは抗酸化物質を消費しやすくしてしまい、老化の原因にもつながります!

 

6.サプリメントでの摂取は?

サプリメントを手のひらに乗せる女性

食品で摂るのは面倒という方は、サプリメントで手軽にヒアルロン酸を摂取するのがおすすめです!

食品での摂取は、高分子で吸収されにくいという欠点がありますが、サプリメントの場合はあらかじめ吸収されやすいように低分子化されているので、効率よく摂取することができますよ!

 

7.まとめ

マルを作る女性

いかがでしたか?
ヒアルロン酸は、加齢とともに合成量が減少してしまう成分です。肌や膝の状態を健やかに保ちたいという方は、積極的に摂取しましょう!
食事で継続して摂取するのは面倒だなという方は、手軽に摂取できるサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

 

※この記事を監修して頂いた専門家の方

男性 

監修:薬剤師 宮本 知明

●卒業大学:国際医療福祉大学 薬学部 薬学科 卒業
●勤務先履歴:国家公務員共済組合連合会 虎の門病院 薬剤部 勤務
●現在の勤務先:東京大学医学部附属病院 糖尿病・代謝内科 勤務 
●医療・健康分野中心にフリーライターとして活動
●保有資格:薬剤師/GAJ認定ジェモセラピスト(植物療法士)/漢方ソムリエ

The following two tabs change content below.
はるか
■20代/女性/ライター/「痩せたい」が口癖!健康のためには睡眠と運動が最も大切だと思っています。まだまだ勉強中ですが、少しでも有益な情報を全力でお届けしていきたいと思っています!みなさんと一緒に健康になれたら嬉しいです!

この記事に関連するキーワード :