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【管理栄養士が解説!】忙しい人に!アミノ酸!その理由って?

  • 最終更新日:2018年6月13日
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管理栄養士が伝授!忙しい人にアミノ酸!その理由って?と管理栄養士が言っている画像

 

監修者・女性

この記事の執筆専門家

管理栄養士 山本ともよ  (株式会社とらうべ)

株式会社 とらうべ 社員。企業で働く人の食と健康指導。糖尿病など疾病をもった人の食生活指導など活動中。

※本記事は、管理栄養士の方に執筆いただいたものを健康チョキンにて編集しております。

 

1.はじめに

仕事や育児などで忙しい毎日、バランスの良い食事を考えたり、準備する時間がない、という方も少なくないでしょう。

 

しかし、そんなときこそ、栄養補給はとても大事です。

 

忙しい毎日の体調管理にはアミノ酸を摂ることがおすすめです。

 

どんな働きをしてくれるのか、見ていきましょう。

 

2.忙しいときの不調の原因は栄養不足?

忙しい時の不調の原因は栄養不足?と管理栄養士が言っている画像

 

忙しい日が続いたとき、疲れがとれない体力が落ちた集中できない肌や髪にハリがなくなったなどの不調を感じることがあるでしょう。

 

これらの不調を引き起こしている原因は、栄養の偏りかもしれません。

 

食事を抜く、菓子パンやおにぎりだけなど簡単なもので済ませる、飲み会が続くといった生活習慣によって、たんぱく質ビタミンミネラルが不足しやすくなります。

 

中でもたんぱく質は、筋肉や臓器、肌や髪の毛などの組織を作る、ホルモンや酵素、神経伝達物質などのもとになる、免疫機能を高めるなど、生命を維持するために必要な働きのもととなります。

 

そのため、たんぱく質が不足してしまうと自らの筋肉を分解してそれを補給したり、不足のまま補給できずに機能が低下するために、先に述べたような不調を起こしやすくなります。

 

日本人は年々たんぱく質の摂取量が減少しています。

 

この背景には、朝食の欠食率が増加していることや、食事を手軽に摂ることができるようになった反面、調理の手間がかかる肉や魚の摂取が減っていることが関係していると考えられます。

 

このような生活習慣は、忙しい人にあてはまりやすいと言えます。

 

3.忙しいときの栄養補給方法

忙しい時の栄養補給方法と管理栄養士が言っている画像

 

健康な身体を維持するための栄養補給には、バランスの良い食事が基本です。

 

これを実践するためには、1日3回、毎食で主食(ご飯、パン、麺類など)、メインのおかず(肉、魚、卵、大豆製品など)、サブのおかず(野菜、海藻、きのこ)をそろえ、それに加えて果物や乳製品を1~2品摂ると良いでしょう。

 

とはいえ、時間がない、食事の準備ができない、疲れていて食欲がないなどというときには、バランスのとれた食事が難しいときもあります。

 

そのようなときの栄養補給方法について、ポイントを挙げてみましょう。

 

●たんぱく質、ビタミン、ミネラルを積極的に摂る

簡単に摂れるものとして、菓子パンやジュース、缶コーヒーなどを選ぶ方も少なくありません。

 

しかし、そのような単品の食事では糖質と脂質がメインになり、エネルギー源にはなるものの、それを十分に働かせることができません。

 

そこで、たんぱく質やビタミン、ミネラルを補給することが大切なのです。

 

●栄養補助食品を利用する

食事からたんぱく質やビタミン、ミネラルが豊富なものを摂るのが基本です。

 

食事から摂るメリットは、ひとつの栄養素に限らず、さまざまな栄養素を同時に摂ることができる点です。

 

しかし、肉や魚、野菜類を手軽に摂るというのはなかなか難しい場合もあります。

 

食事をする時間がない、不調をきたしているが休めない、食欲がないというように、食事で栄養を補うことが難しい場合には、栄養補助食品で補うのもひとつの方法です。

 

栄養補助食品とは、アミノ酸やビタミン、ミネラルなど不足しやすい栄養素を添加した食品で、食生活での栄養不足を補う目的で利用されます。

 

サプリメントもこれにあてはまります。

 

とくにアミノ酸は食品で摂るよりも吸収が早く、胃腸に負担をかけずに摂ることができます。

 

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4.アミノ酸を摂り入れるポイント

アミノ酸を摂り入れるポイントと管理栄養士が言っている画像

9種類の必須アミノ酸をすべて摂れる

 

ヒトが生命を維持するために欠かすことができないアミノ酸は20種類あり、そのうち体内で合成できない9種類の「必須アミノ酸」は外から摂らなければなりません。

 

アミノ酸はそれぞれに働きを持ちますが、一緒に摂ることでさらに効果的な働きをします。

 

また、必須アミノ酸のどれかに不足があると、たんぱく質の合成効率が下がってしまいます。

 

食品では、肉や魚、卵、乳製品などの動物性たんぱく質を多く含む食品はすべてのアミノ酸が含まれます。

 

栄養補助食品で補う場合も、すべての必須アミノ酸を摂ることができるか、確かめましょう。

 

一緒に摂るべき栄養素

 

アミノ酸だけを摂っても体内ではうまく働きません。

 

糖質、ビタミン、ミネラルを一緒に摂ることで本来の働きを発揮します。

 

とくに、ビタミンB6やパントテン酸、ビタミンCなどの栄養素を一緒に摂るようにしましょう。

 

●ビタミンB6を多く含む食品

マグロ、カツオ、レバー、納豆、バナナなど

 

●パントテン酸を多く含む食品

納豆、卵、タラコなど

 

●ビタミンCを多く含む食品

柑橘類、イチゴ、キウイ、キャベツ、ブロッコリーなど

 

忙しい時こそ栄養補給は重要です。

 

ポイントを押さえた栄養補給で体調管理をしましょう。

 

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※この記事を執筆いただいた専門家の方

女性専門家

執筆:管理栄養士 山本ともよ
株式会社とらうべ所属

ヘルスケアに関するサービス、マーケティング支援やコンテンツ発信などを事業として展開。医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士などの専門家により、 医療・健康に関連する情報について、信頼性を確認・検証するサービスを提供している。

 

※執筆内容についてはあくまで一般論に関してであり、具体的症状についての説明や診断を行うものではありません。また、執筆者は本サイト上またはリンク先等におけるいかなる個別商品、特定商品の効果保証、購入推薦・推奨などをするものではありません。

 

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山本ともよ

【保有資格:管理栄養士】栄養の情報は世にあふれています。身近なことだからこそ、正しい情報をわかりやすく伝えることを心がけています。

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