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【管理栄養士が解説!】青汁と酵素の関係に迫る!

  • 最終更新日:2018年6月13日
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管理栄養士が解説!青汁と酵素の関係に迫る!と管理得ようしが言っている画像

 

監修者・女性

この記事の執筆専門家

管理栄養士 山本ともよ  (株式会社とらうべ)

 

株式会社 とらうべ 社員。企業で働く人の食と健康指導。糖尿病など疾病をもった人の食生活指導など活動中。

※本記事は、管理栄養士の方に執筆いただいたものを健康チョキンにて編集しております。

 

1.はじめに

青汁も酵素も、健康のために取り入れる食品として名高く、どちらも多くの製品が売られています。

 

それぞれはよく知られていますが、このふたつの関係はあまり知られていません。

 

一緒に合わさることで身体にいい影響があるのでしょうか?

 

詳しく解説していきます。

 

2.酵素とは?

酵素とは?と管理栄養士が言っている画像

 

酵素は、体内で起こる化学反応の触媒として働くたんぱく質の総称です。

 

体内で合成されますが、その働きを決定するのは、たんぱく質を構成するアミノ酸の配列や結合の仕方です。

 

この違いで、わかっているだけでも数千種類の酵素が存在しています。

 

大きくわけると「消化酵素」と「代謝酵素」にわけられます。

 

●消化酵素

その名のとおり、消化という化学反応を進める酵素です。

 

例えば、食物から取り入れたたんぱく質は、そのまま体内に吸収することはできず、分子の小さなアミノ酸として吸収されます。

 

たんぱく質をアミノ酸に変える化学反応には「プロテアーゼ」という酵素が働いています。

 

酵素と反応を起こす物質(基質)は鍵と鍵穴に例えられるのですが、酵素は働く基質を選択する能力を持っており、ちょうど合うものにのみ作用します。

 

プロテアーゼは糖質の消化を進めることはできません。

 

●代謝酵素

体内でのさまざまな化学反応を進める酵素です。

 

吸収された栄養素を体内の細胞で働かせたり、有害な物質が侵入したときに排出させたり、傷ついた組織を修復したり、多くの作用に関わっています。

 

その作用ひとつひとつで違う酵素が働いているのです。

 

酵素はたんぱく質であるため、一般的には40~50度で変性してしまいます。

 

熱によって構造が変化してしまうとその作用は失活します。

 

ヒトの体内は高くなっても40度ほどですから、酵素が働くことができるのです。

 

食品にも酵素が含まれます。

 

生物には酵素が含まれるため、ほとんどの食物に含まれるのですが、熱に弱いことから、ヒトが食品として摂ることができるのは生の食物に含まれる酵素です。

 

また、発酵によって酵素が増えるため、発酵食品ではさらに多くの酵素を取り入れることができます。

 

食品として取り入れる場合には、その効果には正しい理解が必要です。

 

近年、身体の健康維持やダイエット効果を謳った酵素食品が多く販売されています。

 

しかし、食品に含まれる酵素は、たんぱく質を含む食品と同様に消化され、アミノ酸に分解されて吸収されます。

 

つまり、消化管内で消化を助ける酵素を除き、働きを維持したまま体内に吸収されて、さらにその機能を果たすということはありません。

 

「足りない酵素を補うと良い」などと謳うものもありますが、酵素の作用を強めることが必ずしも身体に良いということではありません。

 

先にも述べたように、酵素は特定の働きしかしないのが特徴です。

 

ですから、取り入れる酵素がどのような働きをし、それが体内で働くことが明確であるかを確認するようにしましょう。

 

3.酵素入り食品の効果

酵素入り食品の効果と管理栄養士が言っている画像

 

食品として酵素を取り入れる場合に期待できる効果は、消化酵素としての働きです。

 

吸収されてからは、酵素としての作用が維持されるわけではありません。

 

野菜や果物には、消化を助ける酵素が含まれているため、体内で合成された消化酵素を助けるように、一緒に摂った食べ物の消化を助けます。

 

また、アミノ酸に分解されて体内に吸収されるため、体内にアミノ酸を取り入れるという働きも期待できます。

 

ただし、その量はごく微量です。

 

4.青汁と酵素の関係

青汁と酵素の関係と管理栄養士が言っている画像

 

青汁は野菜が主原料であることから、本来は素材そのものに酵素が含まれています。

 

そして、それが消化を助ける働きをしてくれるのです。

 

しかし、食品の多くは、製造の過程で加熱されており、そこで酵素の働きは失活してしまいます。

 

ですから、生の酵素が添加されている製品では、加熱で失われた酵素の補填と考えるといいでしょう。

 

ただし、消化を助ける働きであることは変わりません。

 

また、青汁にはビタミン、ミネラルが豊富に含まれ、それらの中には熱に弱い栄養素もあります。

 

ビタミン、ミネラルの損失を防ぐため、加熱しないで製造する方法を取り入れている製品もあります。

 

この場合には、酵素も摂ることが期待できます。

 

スプレードライ製法やフリーズドライ製法などがありますが、それ以外でも特殊製法があるので、メーカーのホームページで製法を確かめてみるといいでしょう。

 

「熱を加えず」「40度以下の熱で」などと情報が公開されているものを選ぶと、酵素を摂ることが期待できます。

 

ダイエットに良い、代謝が上がるなどという効果は期待できませんが、消化を助ける働きは野菜に期待する重要な効果です。

 

野菜や果物不足の方は、食事と一緒に酵素入り青汁を取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

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※この記事を執筆いただいた専門家の方

女性専門家

執筆:管理栄養士 山本ともよ
株式会社とらうべ所属

ヘルスケアに関するサービス、マーケティング支援やコンテンツ発信などを事業として展開。医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士などの専門家により、 医療・健康に関連する情報について、信頼性を確認・検証するサービスを提供している。

 

※執筆内容についてはあくまで一般論に関してであり、具体的症状についての説明や診断を行うものではありません。また、執筆者は本サイト上またはリンク先等におけるいかなる個別商品、特定商品の効果保証、購入推薦・推奨などをするものではありません。

 

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山本ともよ

山本ともよ

【保有資格:管理栄養士】栄養の情報は世にあふれています。身近なことだからこそ、正しい情報をわかりやすく伝えることを心がけています。

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