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【保健師が解説!】イソフラボンの男性への効果って?

  • 最終更新日:2018年6月22日
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保健師が解説!イソフラボンの男性への効果って?と保健師が言っている画像

 

監修者・女性

この記事の執筆専門家

保健師 藤尾 薫子  (株式会社とらうべ)

株式会社 とらうべ 社員。産業保健(働く人の健康管理)のベテラン。

※本記事は、保健師の方に執筆いただいたものを健康チョキンにて編集しております。

 

1.イソフラボンの男性への効果って?

大豆ポリフェノールの主成分であるイソフラボン。

 

女性ホルモンの受容体に結合して、効果を示すことが注目されています。

 

別名「女性ホルモン様(よう)物質」とも呼ばれます。

 

そんな女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンは、男性にも効果があるのでしょうか?

 

2.女性ホルモンとイソフラボン

女性ホルモンとイソフラボンと保健師が言っている画像

 

女性ホルモンのエストロゲンは、女性らしさを司るホルモンともいわれます。

 

ホルモンバランスが乱れてエストロゲンが減少すると、さまざまな不調が現れます。

 

たとえば、血行障害になったり、血管のしなやかさが失われたりします。

 

それにともなって、疾患リスクが上昇する、代謝機能が低下する、肌のハリや潤いが失われる、老化が加速するなどが起きます。

 

また、月経周期が乱れ更年期障害の原因にもなります。

 

さらに、骨からのカルシウム流出によって骨粗しょう症になりやすくなるなども指摘されています。

 

このような症状に対して、イソフラボンがエストロゲンの代役を務めることがわかってきました。

 

加齢とともに女性ホルモンは減少します。

 

ですから、イソフラボンはアンチエイジングに効果が期待でき、また、いつまでも女性らしくあり続けることに貢献してくれると期待されています。

 

それは、イソフラボンがエストロゲンと、化学構造が酷似していて、いわば、エストロゲン受容体が間違えて、イソフラボンを取り込んで作用することがわかってきたからです。

 

3.イソフラボンの男性への効果

イソフラボンの男性への効果と保健師が言っている画像

 

女性の救世主のようなイソフラボン。

 

では、男性にも何か効果をもたらしてくれるのでしょうか?

 

いくつが挙げられています。

 

●前立腺がんの増殖を抑える

女性ホルモンは女性にだけではなく、男性にもあります

 

前立腺は男性の生殖器で、精液のおもな成分のひとつである前立腺液を分泌し、精子を保護して活動を活発にする成分を含んでいます。

 

エストロゲンは男性ホルモンの分泌や働きを抑えることで、前立腺がんの増殖を抑制する効果が期待できます。

 

●男性ホルモンの濃度を下げる

男性ホルモンのテストステロンも、女性ホルモンと同じように、男性らしさに多くの役割を果たします。

 

その結果、たとえば、テストステロンの濃度が高まると、薄毛になりやすいともいわれています。

 

イソフラボンには、テストステロンの濃度を下げて、薄毛になりにくい体質をつくりだし、加齢にともなう男性の悩みのひとつを解消してくれる可能性があります。

 

●イソフラボンの作用は、女性にも男性にも作用する

イソフラボンはアンチエイジングに働く抗酸化活性を強く持っているといわれます。

 

悪玉コレステロールの酸化を抑制する、体内で発生した活性酸素を捕まえて、過酸化脂質の発生を抑えるなどして、血液拡張作用を果たし、血管のつまりから起こる病気を予防する可能性や、骨成分を調整して骨粗しょう症の予防効果を果たす可能性も指摘されています。

 

このように、女性に働くイソフラボンの効果が男性にも働きます。

 

4.男性がイソフラボンを摂るときの注意点

男性がイソフラボンを摂るときの注意点と保健師が言っている画像

 

女性の場合と同じように、男性も過剰摂取には気をつけましょう。

 

ホルモンバランスを崩してしまうことが警告されています。

 

ちなみに、食品安全委員会作成の「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方(2006年)」には、以下のことが定められています。

 

●イソフラボン摂取の注意点

・1日当たりの大豆イソフラボン摂取上限量は、70~75mg

・上記のうち、サプリ等の特定頬兼食品からの摂取は、30mgまでが望ましい

 

イソフラボンが多く含まれているおもな大豆製品の含有量は、たとえば、木綿豆腐3分の1丁(100g)で約20mg、納豆1パック(50g)で約36.8mgとなっています。

 

大豆製品は1日1~2品にしておくといいでしょう。

 

とりわけ、男性の場合に懸念されているのは、過剰摂取によって精巣機能が衰えてしまう可能性があることです。

 

イソフラボンを摂取し続けることで女性ホルモン様のはたらきが盛んになり、その影響でテストステロンの機能が弱まると、精巣の中の精子細胞が生育し、精子になるための成長を促す造精機能や、射精に関与する前立腺の機能などの性機能が弱まるともいわれます。

 

過剰摂取によって女性化が起こるということともいえるでしょう。

 

※この記事を執筆いただいた専門家の方

女性専門家

執筆:保健師 藤尾 薫子
株式会社とらうべ所属

株式会社 とらうべ 社員。産業保健(働く人の健康管理)のベテラン。

 

※執筆内容についてはあくまで一般論に関してであり、具体的症状についての説明や診断を行うものではありません。また、執筆者は本サイト上またはリンク先等におけるいかなる個別商品、特定商品の効果保証、購入推薦・推奨などをするものではありません。

 

 

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藤尾薫子

藤尾薫子

【保有資格:看護師/保健師】医療の現場は日進月歩です。日々変化している中で、より新しいものをお伝えしたいと心がけています。

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