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【看護師が解説!】イソフラボンは子どもが摂取してもいいの?

  • 最終更新日:2018年6月22日
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看護師が解説!イソフラボンは子どもが摂取しても良いの?と看護師が言っている画像

 

監修者・女性

この記事の監修専門家

助産師、看護師 南部 洋子 (株式会社とらうべ)

株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。

※本記事は、看護師の方に執筆いただいたものを健康チョキンにて編集しております。

 

1.はじめに

身体に良いとされるイソフラボン。

 

「子どもにもたくさん摂らせなきゃ!」と思ってしまいがちです。

 

でも、どんなものも摂りすぎは良くなく、また、イソフラボンの場合、大人と子どもで摂取上限量に違いがあるので、注意が必要です。

 

子どもはどのように摂るのが適切なのか、またライフステージに合わせた摂り方について解説します。

 

2.イソフラボンが子どもに与える影響:胎児編

イソフラボンが子どもに与える影響って?と管理栄養士が言っている画像

 

厚生労働省の「大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A」では、子どもや妊婦へのイソフラボンについて、子どもや妊婦の安全な摂取量は今のところ科学的に証明されていないため、普段の食生活に加えて特定保健用食品などで摂ることは推奨しない、との見解が記載されています。

 

同時に、豆腐や納豆、みそなどの日本の伝統的な大豆食品については、バランスよく大人と同じように摂っていれば問題ない、との見解も示しています。

 

つまり、妊婦および妊娠の可能性のある女性は、食事以外に特定保健用食品などを用いて大豆イソフラボンを摂取することは控えた方が良いでしょう。

 

イソフラボンは、女性ホルモンである「エストロゲン」と同じような働きをするため、摂りすぎると、妊婦のホルモンバランスが乱れてしまい、お腹の赤ちゃんへも影響がでてしまう可能性があるからです。

 

当たり前ですが、胎児は自分で摂取する量をコントロールできないので、母親である妊婦が注意しましょう。

 

3.イソフラボンが子どもに与える影響:乳幼児・小児編

イソフラボンが子どもに与える影響~乳幼児・小児編~と管理栄養士がいっている画像

 

たんぱく質をはじめ多くの栄養素を含む大豆製品は、成長期の子どもに摂取してほしい栄養素です。

 

筋肉や臓器、血液など、身体を構成する組織や、心身の成長に必要なホルモンや神経伝達物質などはすべてたんぱく質が主成分となります。

 

摂取したたんぱく質は一度分解されて体内に吸収され、体内で再合成されます。

 

この再合成の効率をよくするためには、食品としてのたんぱく質の「質」が重要となります。

 

質が高いたんぱく質は、肉や魚、卵、乳製品などの動物性食品が中心ですが、大豆は植物性食品でも質が高い食材です。

 

しかし、サプリメントなどで上乗せして摂取する場合には注意が必要す。

 

なぜなら、イソフラボンには、成長期の子どもの身体に発達異常を起こす可能性がある、といわれているからです。

 

イソフラボンは、女性ホルモンと同じような働きがあり、ホルモンバランスなどに影響を与えることがわかってきています。

 

とくに15歳未満の子どもが摂取することで、生殖器やホルモンバランスに影響を及ぼす可能性があります。

 

このような理由から、15歳未満の子どもには、サプリメントなどの特定栄養食品からのイソフラボンの摂取は推奨できないとされています。

 

ただし、過度に心配することはありません。

 

イソフラボンが女性ホルモンを補う作用するときには、過剰な場合には女性ホルモンの作用を抑えるように、反対に不足している場合には女性ホルモンの作用を助けるよう、調節されるからです。

 

つまり、摂れば摂るほど作用するということではなく、適量範囲であればホルモンバランスに影響するということはないということです。

 

子どもの身体は、成長によってどんどん変化していきます。

 

大豆製品などからイソフラボンを摂ることはもちろん問題ありません

 

バランスよく摂取して健康を守るようにしましょう。

 

4.子どもにとってのイソフラボンの適量とは

子どもにとってイソフラボンの適量とは?と管理栄養士が言っている画像

 

海外では、妊婦や子ども、高齢者の摂取量の制限を設定している国もありますが、実は、過剰摂取することで起こる症状はよくわかっていないのが現状です。

 

子どもにイソフラボンを摂らせる場合は、性ホルモンのバランス調節というよりは、成長のために必要なたんぱく質を摂取するために、毎日1~2品の大豆製品を摂ると良いでしょう。

 

赤ちゃんの場合にも、豆腐や納豆は使いやすい食材ですので、月齢のめやすに合わせて摂りましょう。

 

そうすれば、過剰摂取の心配もありません。

 

近年では、子どもの肥満や痩せが増えています。

 

その背景には栄養の偏りがあります。

 

何か特定の食品や栄養素に偏るのではなく、さまざまな食品を摂ることが大切であり、そのひとつとして大豆製品を摂りましょう。

 

★管理栄養士が解説!イソフラボンサプリの選び方★

 

※この記事を監修して頂いた専門家の方

女性ドクター 監修:南部 洋子(助産師、看護師)

●資格:助産師・看護師・タッチケアシニアトレーナー
株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。
※監修している内容についてはあくまで一般論に関してであり、具体的症状についての説明や診断を行うものではありません。また、監修者は本サイト上またはリンク先等におけるいかなる個別商品、特定商品の効果保証、購入推薦・推奨などをするものではありません。

 

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南部 洋子

南部 洋子

【保有資格:看護師/助産師】医療職としての視点をわかりやすく解説し、読む人にとって納得のいく記事になればと思っています。

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