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【子どもの便秘】原因と解消法 って?

 

子どもの便秘!原因と解消法って?

 

監修者・女性

この記事の執筆専門家

助産師 看護師 青井梨花 (株式会社とらうべ)

※本記事は、看護師の方に執筆いただいたものを健康チョキンにて編集しております。

 

1.はじめに

子どもとの生活は、毎日あわただしくあっという間に過ぎていきますが、「そういえば、今日も排便がなかったな。でも、いつかは出るだろう」とやり過ごすことが続くと、便秘の悪循環に陥って、悪化してしまうこともあります。

 

一方で、親が排便のことでナーバスになり過ぎることが、子どもの心理面に影響し、便秘の原因になっていることも。

 

子どもの便秘は決してめずらしいことではありません

 

ですが、自分の体調を自己管理することがまだ難しい時期でもあります。

 

親子で取り組むためにも、子どもの便秘の原因を解説します。

 

2.便秘って?

便秘とは、なんらかの原因で腸内に便が滞った、または出にくい状態のことをいいます。

 

以下が便秘の目安になります。

 

  • 週に3回より少ない
  • 5日以上出ない日が続く
  • 毎日排便があっても、便が硬くコロコロしていたり、出るときに痛がったり、肛門が切れて出血するなど

 

排便回数やパターンは個人差もあるため、1回の量や、硬さ、便秘によって食欲が落ちていないか、お腹が張っていないかといった症状もポイントです。

 

便が溜まりすぎていると、小さいコロコロした便や、やわらかい便が少量ずつ1日に何度もモレ出る、といった場合もあります。

 

3.気をつけたい!便秘の悪循環

では、なぜ便秘になるのでしょうか?

 

子どもの場合、多くは生活習慣の乱れ・環境の変化などが原因となります(機能性便秘)。

 

1歳以上の「幼児」だと、とくにトイレットトレーニングの頃に便秘になりやすく、また、学校へ通学し始めたタイミングも便秘になりやすいともいわれます。

 

また、子どもは心理的なことや、腸の機能的なことが原因で、次のような便秘による「2重の悪循環」に陥りやすいともいわれます。

 

①.硬い便を出して、肛門が切れたり痛い経験をする=「排便がこわい」と感じてしまう

 

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②.「排便がこわい」という感情から、便意があっても、つい、ガマンしてしまう。

 

排便時も、肛門に力が入って、肛門の筋肉がかえって締まってしまい、いきんでもうまく出せない。

 

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③.ガマンしたりうまく出せないと、しばらくして便意が消失。便が排泄されずに残る。

 

このように、いつも直腸に便が溜まっている状態が続くと、直腸の壁が伸び広がって、排便にかかわる腸の神経や筋肉が鈍感になり、便意が起こりにくくなってくる。

 

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④.便が直腸に長い時間溜まっていると、便の水分が吸収されて、ますます便が硬くなる

 

4.子どもの便秘、その解消法とは?

このような「便秘の悪循環」に陥らないために、「便秘かな?」と思ったら、まずは早めに生活リズム、食・トイレ習慣などの見直しをしてみましょう。

 

●生活リズムを整える

生活リズムを整える!

 

朝食をしっかり摂って、その後、ゆとりをもってトイレにいく習慣をつけるためにも、早寝早起きをし、規則正しい生活を心がけましょう。

 

また、散歩や外遊びに誘うなど、日頃から身体を動かすようにしましょう。

 

●食習慣

食習慣

 

バランスのよい食事を3食摂り、おやつは決められた時間のみに摂るようにしましょう。

 

水分は、こまめに摂るようにしますが、必要以上にたくさん摂らなくてもいいです。

 

また、一般に便のかさを増やす作用のある不溶性食物繊維(カボチャや青菜類など)と、便をやわらかくする作用のある水溶性食物繊維(バナナや柑橘類など)の両方を摂ると、相乗効果が期待できるといわれます。

 

さらに、乳酸菌をはじめとするプロバイオティクスをふくむ食品(ヨーグルトなど)を摂ることで、人によっては便秘を改善する場合もあるという報告があります。

 

食物繊維が豊富な食品といっしょに取り入れてみるものひとつの方法ですね。

 

●トイレ習慣

トイレ習慣

 

便意を感じても排便をガマンすることが多いと、便秘の悪循環となり、悪化しやすくなります。

 

学童期の子供には、便意を感じたらガマンせずにトイレにいくよう促しましょう。

 

また、行動をよく観察していると、トイレットトレーニング中に便意を感じたときに走り回る、ソワソワして落ち着きがないなど、その子なりの「排便の合図」がみえてきます。

 

合図が分かったら、タイミングをみてトイレに誘うようにしましょう。

 

はじめはトイレに入るだけ、洋服のまま便座に座るだけでも構いません。

 

無理強いせず、少しずつ、ゆったりと取り組んで行きましょう。

 

そして、失敗したとしても決して叱らないことが重要です。緊張からかえってトイレをガマンしてしまい、逆効果です。

 

そして、排便の大切さを伝えることも重要です。

 

「便=汚いもの」でなく、「排便すること=健康を保つ上で大切で、気持ち良いこと」と、肯定的に捉えられるよう、日頃からお話してあげるとよいですね。

 

5.最後に

便秘の悪化を防ぐためには、早めの対処が必要です。

 

以上のような解消法を行ってみて、1ヶ月ほど経っても便秘の症状が改善されないときは、小児科を受診しましょう。

 

※この記事を執筆いただいた専門家の方

女性専門家

執筆:助産師 看護師 青井梨花
株式会社とらうべ所属

ヘルスケアに関するサービス、マーケティング支援やコンテンツ発信などを事業として展開。医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士などの専門家により、 医療・健康に関連する情報について、信頼性を確認・検証するサービスを提供している。

 

※執筆内容についてはあくまで一般論に関してであり、具体的症状についての説明や診断を行うものではありません。また、執筆者は本サイト上またはリンク先等におけるいかなる個別商品、特定商品の効果保証、購入推薦・推奨などをするものではありません。

 

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編集部
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