【結果編】遺伝子検査/MYCODE(マイコード)をやってみた!

遺伝子検査『MYCODE(マイコード)』の検査結果を公開します!気になる病気になりやすさや、自分の知られざる体質が丸裸に!?ヘルスケア【検査編】もご確認ください!お得な割引やキャンペーンも実施中!
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セルフメディケーションの第一歩は「セルフチェック」です。今、自分がどんな状態であるかを自分自身で把握することが健康への第一歩です。今の自分の状態を知り、また未病の段階で予防に努めていきましょう。検査キットを利用したセルフチェック術をお伝えします。
検査キットによるセルフチェックの方法をお伝えします。
昨今、急速に話題になっている 検査キット。
特に 遺伝子検査キットは自分の体質や疾病リスクを調べるという、
セルフメディケーションにとって必要な セルフチェックツールとして話題です。
しかし、
「一方で知りたいけど知りたくない」
「数ある検査キットの中でどれを試していいか分からない」
という意見も多い状況です。
健康チョキンでは、
最先端の検査キットツールに関しての考え方や選び方をまとめてみました。
実際に検査キットを試したレビュー内容も後述しています。
是非参考にして頂けると嬉しいです。
日本は、戦後から西洋医療を積極的に取り入れるのと同時に、国民保険制度などの社会保障を充実させていった結果、世界でも類稀なる長寿国としてその地位を確立しました。
出典:健康づくりをめぐる 日本の社会経済、人口構造等の状況 - 厚生労働省
戦後間もない頃は結核などのウイルス系の疾病が、
日本の死因の大多数を占めていました。(上図参照)
ところが、現在の日本の死因は若いころからの 生活習慣が原因で「つくられる病気」である生活習慣病へと変化してきており、死因の中で生活習慣病が占める割合が5割を超えてきています。
さらに日本は「超高齢化社会」を目前に控えており、このまま行けば医療費がパンクしてしまうという大問題を抱えており、こうした現状を背景に今、 「自分の身体は自分で守る」というセルフメディケーションの必要性が叫ばれているのです。
セルフメディケーションは、国をあげてPRされている一方で一般的には「病気になったら医者にかかって治してもらう」という認識が広く普及しているのが現状で、 日頃の生活の中で疾病を予防する、という意識はまだまだ遅れています。
そして予防の意識が不十分なことに拍車をかけているのは、セルフメディケーションの必要性や意義、そして知識が不十分なこともその根底に深く根ざしているようです。
そんな中、ここ数年で飛躍的に知名度があがっている セルフチェックツールが、
「遺伝子検査」などの検査キットです。
検査キットは、自分の尿や唾液、血液から自分の健康状態や疾病リスクを知るというもの。
しかし、実際の利用となると、
「知りたいけど知りたくない気持ちもあったりしてちょっと怖い…」
「検査キットで何が分かるの?正確なの?」
「なんとなく聞いたことあるけどどれを試したらいいかわからない」
などの印象がある方も多いのではないでしょうか。実際私も初めはそうでした。
しかし、人それぞれ健康状態や置かれている環境が違います。
情報が溢れすぎている現代だからこそ、自分にとって適切なものを選ぶ目を養わなければいけない。そんな時、まずは自分を知る、というのに役立つのが検査キットの役割なのです。
検査キットでは、自分の疾病リスクを数値で把握することができるため、
今、「遺伝子検査」などの検査キットは病気予防のトレンドになっています。
ここで現在利用できる検査キットを一覧にして比較、紹介していきます。
検査項目や内容に加え、費用もそれぞれ特色がありますので参考にしてみてください。
※検査はクリニック等で行えるものもありますが、
今回は、在宅でも検査できるセルフチェックツールに限定しています。
会社 | 名前 | 検査項目 | 検査内容 | 検査方法 | 費用(税込) | |
株式会社サイキンソー | Mykinsoキット | 腸内フローラ | ・太りやすさ ・腸のタイプ ・菌の多様性 ・主要な細菌の割合 ・腸内の菌構成 | 採便 | \19,440 | |
株式会社DHC | DHCの遺伝子検査 ダイエット対策キット | 肥満 | ・肥満遺伝子のタイプを調査 | 粘膜を採取 | \5,400 | |
株式会社ドクターシーラボ | Dr.Ci:Program 肥満遺伝子検査セット | 肥満 | ・肥満遺伝子のタイプを調査 | 粘膜を採取 | \8,424 | |
株式会社ヘルスケアシステムズ | エクオール検査「ソイチェック」 | 女性ホルモン | ・エクオール量 | 採尿 | \4,104 | |
株式会社ヘルスケアシステムズ | サビチェック | 活性酸素 | ・活性酸素量 | 採尿 | \4,104 | |
株式会社ヘルスケアシステムズ | シオチェック | 食塩摂取 | ・食塩摂取量 | 採尿 | \2,160 | |
株式会社ヘルスケアシステムズ | ビフィチェック | 腸内フローラ | ・腸内フローラ | 採便 | \12,960 | |
ジェネシスヘルスケア株式会社 | 肥満遺伝子検査 | 肥満 | ・肥満遺伝子タイプ | 粘膜を採取 | \5,980 | |
ジェネシスヘルスケア株式会社 | 肌老化遺伝子 | 肌 | ・肌老化関連遺伝子タイプ | 粘膜を採取 | \5,980 | |
ジェネシスヘルスケア株式会社 | 骨粗しょう症遺伝子検査キット | 骨粗鬆症 | ・骨粗鬆リスク | 粘膜を採取 | \5,980 | |
株式会社DeNAライフサイエンス | MYCODE | 疾患の発症リスク 体質 | ・体質や疾病リスクなど280の検査項目 | 唾液 | \29,800 | |
株式会社DearGene | DearGene スターターキット | 癌 | ・癌リスク ・生活習慣病リスク | 唾液 | \5,378 |
さて、これだけ種類がある検査キットツールですが、
大きく分けて2つに区別することができます。
前者の遺伝子検査ツールは、口腔内の粘膜や唾液からDNAを検査するものです。
遺伝的な特徴に起因する疾患・健康・体質に関する傾向の検査です。
生活習慣病のほか癌などの疾患発症リスクのほか体質や予防アドバイスなどがフィードバックされます。さらに生活改善に役立つ食習慣や管理栄養士が監修したレシピまで具体的にアドバイスをもらえる検査キットもあります。
後者のそれ以外のツールについては、特定の物質をチェックするものです。主に検便や尿検査などの検査キッドで 健康診断では調査できない物質や腸内細菌やホルモンを測定し、疾病リスクを検査するというものです。
という方は、まずは網羅的に体質や疾病リスクを調査でき検査項目の多い、
①の遺伝子検査サービス。
という方は、 ②の特定の物質や細菌の検査キットを利用して、原因の特定や対策を明確にるといった使い分けが必要になります。
例えば遺伝子検査を行った結果、現在の自分の体質や体系と検査結果内容が全く異なっていても、 遺伝子検査すべてが間違っていて無意味であるということではありません。
(特に体型などは環境的要因が多いのです)
また、遺伝的には胃がんになる可能性が高いという結果から、
即ち将来的に必ず疾患するということでもありません。
「遺伝子情報がすべてではない、病気や体質は遺伝的因子と環境的要因の2点の影響で起こる」
これが本質です。遺伝子検査の結果を鵜呑みにすることなく、生活習慣改善を目的としてセルフメディケーションに活用する、ということが重要なポイントになります。
個人の遺伝子情報に基づき、疾病リスクやダイエットに参考になる体質、AGAの可能性などを手軽に調べることができる遺伝子検査ですが、 あくまで個人向けサービスで医療の範疇にはありません。
疾病リスクは、 統計情報( SNP )から数値化されたもの。
完全な正確性は担保されているわけでなく、また 医療のエビデンスにはなりません。あくまで民間の事業会社が手掛けるサービスであり、現在のところ検査結果を医療機関に提出したとしても、それを根拠にクスリが処方されることはありませんので注意が必要です。
※ピロリ菌などのチェックサービスなども現在のところ上記と同様です。
検査キットの利用は多くの場合 20歳以上の成人の方を対象としており、
未成年を対象としたサービスではありません。また、 健康チョキンでは未成年者の遺伝子検査の利用をおすすめしておりません。その背景としては以下3点が挙げられます。
<未成年者の利用をおすすめしない理由>
1.合理的な判断ができず、大きな精神的負担を生じる可能性があること
2.検査結果情報の誤った取り扱いによっては、家族など近親者にも影響が及ぶこと
3.多くの疾患は若年齢での発症率が高くないこと
また、幼児や子供の能力検査をうたう遺伝子検査もありますがおすすめしません。
上記の理由や、子供の素質は環境的な因子や精神的な背景も大きく科学的な検証は難しいと考えられるからです。
前述の通り、病気には 遺伝要因と生活習慣などの環境要因の両方が関わっています。
しかし一部には 遺伝要因だけで発生する病気もあり、それを単一遺伝性疾患と言います。
単一遺伝性疾患は、たとえばその遺伝子をもっていると85~90%の確率である疾病にかかるというものです。このように殆ど遺伝子で決まるものは結果として開示できないのは、倫理上の問題や、その情報を開示することが「診断」として医療に該当してしまうからです。
※単一遺伝性疾患は、病気の1割にも満たない低い確率で起こる疾患です。
さて、そもそも遺伝子検査結果は具体的には、
どのようにフィードバックされるのでしょうか。
基本的には 相対値といって、ある病気に対して日本人の平均と比べてどれほどかかりやすいかが数値で表されます。 例えば「1」を平均とした場合、「1.5」ならだいたい遺伝的傾向として1.5倍かかりやすいというイメージです。0.5なら日本人平均に比べて0.5倍かかりやすい(2倍かかりにくい)ということになります。
従って、1より大きな数字が出た場合はその疾患には注意する必要があるということになります。病院に行って正式な検査を受けたり、生活習慣を改めたりして、その病気にならないよう改善していきましょうということ。この数値指標を オッズ 比といい、どれほどの人がその病気に罹患しているのかが統計的な数字として書かれます。
結論から言うと現状ところありません。遺伝子解析結果に関する情報は暗号化、匿名化された状態(個人を特定しない状態)で保存されます。現在のところ遺伝子情報が、生活習慣の改善方法や栄養アドバイスの根拠情報として利用される他は、外部の第三者に譲渡されることはないようです。 が、念のため利用規約などは申し込む前に確認しましょう。
現時点では、遺伝子検査の正確性とその価値はまだ社会的に広く認知されているものとはいえません。そのため、遺伝子検査を受けたからといって保険加入の際に告知する義務はありません。
体質改善ひとつとっても、やみくもに運動したり適当にサプリを摂取したりするくらいなら、 個人のデータに合わせたプログラムを頭に入れておくだけで効率的なセルフメディケーションができます。
私も実際に検査をした結果、しつこく或いは安易にサプリメントを紹介されるだけだと思っていましたが、栄養士さんからの細かい食事改善のアドバイスや具体的な運動方法など詳しく解説されていたり、電話相談のできるカスタマーサポートも充実していたりと検査後の細かなサービスに驚きました。
将来的にさらに広がっていきそうな遺伝子検査。
しかし検査の内容や料金にバラつきがあるので、
しっかり調べて納得できるサービスを利用するようにしましょう。
また、健康チョキンでは実際に遺伝子検査キットやセルチェックツールを使ってみた結果を下記で紹介していますので、是非こちらも参考にしてみてください。
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