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【統合医療展2017まとめ】統合医療とはなにか?健康寿命、サプリメントのセミナー情報

  • 最終更新日:2017年2月10日

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1.まずはじめに

スペシャルイベント

こんちには健康チョキン編集部hikaruです。

今回は、健康チョキン編集部で統合医療展2017をレポートします。

 

統合医療展とは、毎年一回東京ビッグサイトで行われている医療とヘルスケア産業をつなぐ展示会です。100社以上の企業や団体が出展し、二日間で1.4万人以上も来場する展示会です。

 

各社の商品や研究成果の説明をブースごとに行っており、名刺交換や営業活動の場となっておりすごい熱気を感じます。商品を実際に試せるブースも多く、編集部でも色々と体験したり、試食させて頂きました。

 

統合医療展では補完療法として、サプリメントやヘルスケア器具、マッサージや鍼灸など、生活習慣病の予防やQOLの向上に向けたサービスに携わるメーカーや販売事業者がブース出展し自社商品を一同にPRする機会となっています。

 

統合医療展示会2017

 

健康チョキンは将来の健康を守るためのセルフメディケーションに関する情報を日々発信しています。編集部にとっても、統合医療展で得られる最新の健康情報やセルフケア器具や成分の研究情報など直接対面して得られる貴重な機会です。

 

今回この記事では、

1.そもそも統合医療とは何か?

2.健康寿命と統合医療の関係と活用する際のポイント

サプリメントや健康法の情報発信している私達だからこそ、統合医療展のセミナー情報もレポートさせて頂きながら、読んでくれた方がより統合医療を身近に感じる一助になればと思い記事を書かせて頂きました。

 

2.統合医療とは?

悩む女性

 

「統合医療」とは病院で受ける手術や薬などエビデンス(証拠)に基づいた現代医療を軸として、栄養療法やサプリメントなどの補完療法や漢方・鍼灸など伝統医学を組み合わせる医療体系です。

 

POINT!

簡単に言えば、病院の薬や手術などだけではなく、サプリメントを摂ったり、マッサージを受けたりするなど、様々な治療方法を取り入れて相互に補完し合って健康を達成していきましょう、ということです。

 

統合医療と西洋医療、東洋医療の領域

 

一般に、現代医療は医薬品や手術などの治療方法は西洋医学(医療)とよばれ、その他の鍼灸やあん摩、整体、などの医療を東洋医学(医療)と総称することがあります。また、西洋医学は対症療法(病気になった治す)に対して、東洋医学は自分自身の自然治癒力を上げるという考え方が根底にあります。

 

現代医療以外を代替医療などと呼ばれることがありますが、あくまでも概念の問題であって領域の定義は非常にあいまいで線引きが明確に決められているわけではありません。

 

悩んでいる男性

 

統合医療は様々な医療的な見地を取り入れる理想形である一方、明確な根拠やエビデンスもない怪しい施術行為などもあり玉石混合です。

 

一口に統合医療といっても選択肢が多岐に渡っており患者側にとっての最適な統合医療を提供する道筋は安易ではありません。

 

患者さま側の視点にたってより良い統合医療を達成するためには、

患者と治療家

・医療従事者の連携(病院⇔その他治療院⇔栄養・運動療法など)

・患者側自身の選ぶチカラや気づくチカラ

 

上記の二つが特に必要であると言われています。

 

統合医療は治療の選択肢の多様性があるから良いということでも、西洋と東洋を組み合わせた混合治療が必ずしも良いということでもなく、多元的な治療選択肢を医療提供側が提供し患者側が主体的に選択することができるということに本質があると考えています。

 

欧米・アジア諸国で統合医療は広く実践されています。日本においても伝統的なあん摩、鍼灸、漢方のほか、最近では予防医学やサプリメントの普及などQOLを重視した「統合医療」のさらなる拡大が期待されています。

 

3.なぜ今、統合医療が必要とされているのか?セルフメディケーションと統合医療

近年、疾病構造が変化し、生活習慣病などの慢性疾患が増加しています。健康チョキンでも警鐘を鳴らしています。

 

生活習慣病の医療費に占める割合と死因に占める割合

出典:厚生労働省

 

戦後、日本では西洋医療や医薬品の開発によって、ウイルスなどによる「かかる病気」への治療により平均寿命も飛躍的に伸びて行った一方、日頃の悪い生活習慣が原因で「つくられる病気」である生活習慣病のほか、寝たきりや認知症などが深刻化しており健康寿命が危ぶまれています。

 

健康寿命を延ばしていくために必要な情報選択とは?(セミナーより抜粋)

健康寿命の男女差

出典:厚生労働省

セミナー:リハビリ専門職による、リハビリを受けるからだにならないためのコツより

登壇者:森本義朗 国際統合リハビリテーション協会 会長、理学療法士

 

日常生活に制限のない期間を指す健康寿命。

健康寿命を延ばすために必要なことは“気づくチカラ”ということが重要だということでした。これは、日々の生活の中でちょっとした不調に気付き、早めに気付くことによって適切な対処をしていきましょう、ということです。

 

この気づきの数が多ければ多いほど、健康寿命が長くなるという研究レポートも発表していました。不調に気付く、自分の体を知るというセルフチェックはセルフメディケーションの基本です。積極的に改善のための情報を取得することが必要ですが、一方でその情報に対して批判的な視点も忘れずに、吟味し行動していくことが気付くチカラが求められています。

 

セルフメディケーションの推進が進んでいる

 

また医療費は遂に国の予算の約半分である40兆円を超え、高騰を抑制するための様々な施策が求められています。その一つとして、自分自身の体は自分で守る、というセルフメディケーションが推進されています。

 

病院で処方される薬以外に薬局で購入できるOTC医薬品を利用することなどは厚生労働省で啓蒙しており、平成29年からセルフメディケーション税制もはじまっており話題になっていますね。

 

セルフメディケーション4つのポイント

 

セルフメディケーションの根底は、健康を医療に頼り過ぎることなく主体的に自分の体を知って食事・運動・睡眠などの生活習慣を改善したり、サプリメントで栄養を補うことや、町のお医者さんや、鍼灸や整体など自分に合った、かかりつけ医を見つけて健康を維持増進していく、ということにあります。

 

これら、セルフメディケーションの実践において統合医療の治療領域は深く関係しているのです。

 

4.統合医療展2017のセミナー情報(健康食品・サプリメント編)

鉛筆

セミナー名:健康食品・サプリメントを勧めるにあたって ~消費者の期待と専門家の理解の違い~より

登壇者:千葉一敏さん

(アドバイザリースタッフ研究会 代表世話人、薬剤師、NR・サプリメントアドバイザー)

 

医療施設や薬局において、サプリメントの相談を受ける際に知っておいてほしい消費者の考え方や、実際に市場に出ている健康食品の問題点、健康生活を維持する上でのサプリメント活用のポイントなど、健康食品相談を受けている事例を踏まえて解説して頂きました。

 

簡単にセミナーで伺ったポイントを紹介します!

 

1.消費者にとっての医薬品とサプリメントの違い

サプリメント

人にとって口から摂取するものは、大きく医薬品と食品に大別されます。医薬品は薬機法に、食品は食品衛生法に該当する製品になります。サプリメントは、食品衛生法で定められた食品に該当し安全性が担保できれば誰でも販売できるものです。

 

一方、医薬品の分類の中にも医薬部外品というカテゴリがあります。医薬部外品は病院以外の店頭で販売が可能で、消費者から見て医薬部外品と健康食品は見た目上は殆ど変りない状況です。

 

サプリメントや医薬部外品の販売側は消費者の適切な選択を後押しできるような情報提供が必要である、ということでした。

 

2.サプリメントを利用する目的は何か?目的によって使い分ける必要性がある

気をつけよう!

千葉氏によると40代以上の方の40%以上が医薬品とサプリメントを併用している現状もあるそうです。一般に医薬品を使いたくない或いは怖い、といった消費者側の意識があり健康食品で代用しようと思ってしまったり、自分で選ぶことによって過度に健康食品への期待や広告表示の内容を信じ込むといった弊害も起きているようです。

 

医薬品には病気を治すための役割があります。健康食品にも、日々の健康の維持、増進、予防を目的とした栄養補助としての役割があります。何のために医薬品やサプリメントを利用しているのか、明確な目的を持つことが何よりも重要です。

 

健康食品の中にも、栄養補助食品や保健機能食品、機能性表示食品があり、それぞれ有する健康への有用性もまた異なります。消費者の意識はもちろん、もちろん販売側にも適切な選択を後押しできるような取り組みや仕組みを整えていかなければならないということでした。

 

5.最後に

向上

統合医療展では、実際にヘルスケア商品の開発・販売されている方とコミュニケーションの取れる貴重な機会となりました。医療とヘルスケア産業の連携は、社会全体の健康増進にとって本当に必要であることを、会場にいた人々の健康に関する熱い想いを伺って確信しました。

 

私達、健康チョキン編集部もセルフメディケーションの啓蒙と促進のために、常に情報のアンテナをはりめぐらしながら読んで頂いた方の健康のヒントや後押しになるような発信をしていきたいと思います。

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hikaru
■20代/男性/会社員 営業担当時代はヘルスケア領域の顧客を多数担当。セルフメディケーションを怠った結果、体調を崩したことをきっかけに健康オタクに…!自らも、「健康食品コーディネーター」の資格を取得し、これまで得た栄養学や生理学、遺伝子学の知識を使って、健康増進を目指す方や悩みのある方にとって分かりやすい情報を提供できるよう心がけています。最近大好きなキーワードは、「徳と記憶」。

最終更新日:2017年2月10日