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【現役セラピストに直撃!】健康における足(フットケア)の重要性とは?!

  • 公開日:2016年6月2日
  • 最終更新日:2016年6月3日

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◆まずはじめに

フットケアサロン「HAPPY FOOT」

 

今回健康チョキンでは足のケアを行っている、

HAPPYFOOT銀座4丁目店のセラピストさんに突撃取材を敢行しました。

 

健康(セルフメディケーション)における足の重要性は、

日本ではまだまだ知名度が低いのが現状ですが、

医療大国であるドイツではポドロジーという足学の国家資格があり、

医療的権威を持った整靴師さんがいるほど健康に対する足の重要性が認められています。

 

二足歩行を運動の主体とする人間にとって、

足の健康は肝心要の存在であることは間違いない、

という確信のもとセラピストさんにインタビューをしてきました。

 

 

靴ずれや、巻き爪、魚の目、タコ、外反母趾等、、、

 

足のトラブルのみならず首・肩こりや腰痛がひどく、

不調(未病)を感じているけど原因が分からない方必見…!!!

 

もしかすると、その悩みは足の不調が原因かも…!

他では聞けない専門家の意見が満載ですので、

是非日々の健康増進にお役立て頂けると幸いです。

 

◇今回お話をお伺いした人はこの方!

今回お話を伺ったのはこの方!

宮野涼子先生

魚の目や巻き爪、外反母趾などをはじめとする様々な足の症状のケアを行う、

ドイツ生まれのフットケアサロン「HAPPY FOOT銀座4丁目店」を経営する、

足のセラピストである、「宮野涼子」先生にお話を伺ってきました。

宮野先生は、ポドロジーと呼ばれるドイツの足学を応用したフットケアで、

様々な足の悩みに応じて専用のケアを行っています。

宮野先生のサロンでは、ポドロジーに加え反射学リフレクソロジーも取り入れ、

正しい爪の切り方や正しい靴やインソールの選び方も含め、

足全体の健康を後押ししてくれる心強い味方です。

フットケアセラピスト「宮野先生」

 

 

1.知らないと大変?!かも…。健康における足の重要性とは?!

編集部

早速で恐縮ですが、健康(セルフメディケーション)における足の重要性について伺わせて下さい。
女性

宮野

まず、体全体から考えると、「足」というのは体を支える土台ですね。

編集部

言われてみると当たり前だと思いますが、普段からそういう観点は持っていないのが現実ですね。
女性

宮野

そうなんです。日本の文化的に靴の歴史も諸外国に比べれば浅いので、意識を持ちづらいというのはあると思います。

編集部

確かに、そうですね。
女性

宮野

HAPPY FOOTでは、巻き爪や角質、魚の目、外反母趾などの足のトラブルを抱える方々に、その方に応じたケアを行っていますが、一旦足にトラブルが起きると、その症状をかばって歩くようになり、バランスが悪くなって体全体に負担がかかり、様々な症状がでてきます。

編集部

体の土台の健康は守らなければなりませんね。

フットケアセラピスト宮野先生1

 

2.腰痛の原因は、もしかして足にあった?!足の健康で体全体の健康維持を考える

女性

宮野

はい、人は二足歩行をはじめた瞬間から足や体に負担がかかりますし、足のバランスが一度崩れると、足だけでなく腰や肩にも負担が波及して肩コリや腰痛の原因になることもあるんですよ。

編集部

まさか、肩こりの原因が足の不調だとは、今は中々考えづらいですよね。
女性

宮野

足の健康から身体全体の健康を考えケアを行うのが、ドイツのポドロジー(足学)の考え方になっています。

編集部

なるほど。足の不調の原因の多くはどのような要因があるのでしょうか?
女性

宮野

様々な要因があるのですが、靴が自分の足に対してぶかぶかだったり、つま先が細い靴による足指の変形、誤った爪の切り方や女性であればストッキングによる足指の締め付けなどにより、「足が持つ本来の機能を発揮できていない」ことが原因になっていることが多くあります。

編集部

健康な足を保つための、靴の選び方や爪の切り方など具体的な方法は後ほど伺わせて下さい。宮野先生のお話を聞けば聞くほど、足の重要性を強く感じるようになってきました。
女性

宮野

それは、良かったです。

3.第2の心臓は、足学の見地からすれば「足裏」にある?!

 

女性

宮野

一般的にはふくらはぎが第二の心臓と呼ばれることが多いですが、足学の見地から言えば、ふくらはぎはもちろんですが「足裏」も第二の心臓であると考えています。

編集部

それはなぜですか?
女性

宮野

心臓から送り出された血液は、下半身を進んでいくと、足裏の筋肉運動がまず血液を送り返す役割(ポンプ機能)をしているのですね。そしてそれからふくらはぎにバトンタッチして、ふくらはぎの筋肉運動で更に上部に血液を押し上げます。

編集部

確かに、イメージしやすいですね。
女性

宮野

足裏には、筋肉と靭帯で構成されたアーチと呼ばれるものが3本あり、これらが足の安定性や耐久性を保持し、血液を上に押し返すポンプ機能だけでなく、地面からの衝撃を和らげるためのクッション機能も兼ね備えています。そのためこの筋肉や靭帯が緊張したり柔軟性がなくなったり、弱くなったりすると足だけでなく全身の血行が悪くなり、そのため疲れやすくなったり、不定愁訴や免疫力低下などの血液循環の不良からくる不調の原因になることもあります。また、クッション機能の低下で膝・股関節・腰・首などの足より上部の関節に痛みや変形がでることもあります。

フットケアセラピスト宮野先生2

 

編集部

現代の日本では、足の健康を意識していない方が私も含めて殆どだと思いますが、なんだか危機感を感じてきました。
女性

宮野

私たちの使命は、足のケアだけでなく、足の健康の啓蒙もその一つだと思っているので、是非素敵な記事にして、足の健康意識を広めて頂けるとありがたいです。

編集部

はい、ご期待に添えるように頑張ります!

4.足学大国のドイツ。日本人の足の健康に関する関心の低さは文化の違いか?

 

編集部

ところで、先ほどのお話にも少し出ましたが、やはり足の健康の関心の低さは文化的な違いにその背景があるのでしょうか?
女性

宮野

一概には言えませんが大きな要因だとは思います。

編集部

事前に少しだけ足の健康について調べていたのですが、ドイツには医学的知識を持った靴職人がいるとは正直驚きでした。
女性

宮野

足学の出自はヨーロッパにあり、私達の専門領域であるポドロジーの養成学校もドイツに本校があり、私たちもドイツに行って研修を受けたり、病院で行われている足病医による足の治療やポドロジストの仕事を見学したりします。

編集部

そうなんですね。
女性

宮野

実際、HAPPY FOOTで利用している器具の殆どはドイツから輸入しているものです。

編集部

なるほど。やはりドイツと日本では、足の健康に関する認識の違いは大きいと思いますか?
女性

宮野

ドイツやヨーロッパの国の中でも認識の差はあるとは思いますが、大きく捉えればそうだと思います。

編集部

例えば、どんな違いがあるのでしょう?

フットケアセラピスト宮野先生2

 

女性

宮野

そうですね、まずドイツには恐らく日本よりも靴屋さんが多いのですが、いわゆるファッション性だけを求めた靴屋さんはあまり見かけません。

編集部

それは驚きですね。私自身、靴=ファッションと考える節が強いです。
女性

宮野

ドイツでは、コンフォートシューズ(自分の足の形に合う負担の少ない靴)を履くという概念が大きいので、例えば日本人は眼鏡を買う時に、自分の度や鼻の形や耳の高さなどを入念に合わせ、慎重に商品を選びますよね?それと同じように、自分の健康や生活習慣を考えた上で靴を選んでいる人がドイツでは多いと思います。

編集部

確かに、眼鏡も靴も、日常生活で肌身離さずつける体の一部のようなもの、という点では同じですね。
女性

宮野

そうです。ただ、日本は文化的に家の中では靴は履きませんし、電車の中でも靴を脱いでいる方がいらっしゃるくらい、靴を脱ぐ文化があるのも大きな要因かもしれません。

編集部

確かに、それはそうですね。
女性

宮野

とはいえ、やはりファッション性の高い靴は美しいですし、状況によっては必要なシーンがあるかと思いますが、可愛い、かっこいいなどファッションを求める靴と、足を保護するための靴をきちんと使い分け、靴に対する機能と目的を分けて考えた方が良いと思います。

編集部

それが理想ですね。
女性

宮野

これまでの習慣を変えるのは中々難しいことかもしれませんが、少し足の知識をつけて頂ければ、足を健康に保つ意識がきっと皆さまの中に芽生えてこられると思います。

フットケアセラピスト宮野先生4

 

編集部

何事も自分の意識を変えることが重要ですね。大変貴重なインタビューをありがとうございました!次回は、「足の健康を保つための、セルフチェックとセルフケア」について詳しく伺わせて下さい。

 

 

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hikaru
■20代/男性/会社員 営業担当時代はヘルスケア領域の顧客を多数担当。セルフメディケーションを怠った結果、体調を崩したことをきっかけに健康オタクに…!自らも、「健康食品コーディネーター」の資格を取得し、これまで得た栄養学や生理学、遺伝子学の知識を使って、健康増進を目指す方や悩みのある方にとって分かりやすい情報を提供できるよう心がけています。最近大好きなキーワードは、「徳と記憶」。