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【看護師が解説!】青汁に副作用ってあるの?

 

看護師が解説!青汁に副作用ってあるの?といっている画像

 

 

監修者・女性

この記事の監修専門家

助産師、看護師 南部 洋子 (株式会社とらうべ)

※本記事は、看護師の方に執筆いただいたものを健康チョキンにて編集しております。

 

1.はじめに

「青汁が身体に良い」ということは広く知られてきました。

 

ところで、青汁にも何か副作用があるのでしょうか?

 

薬ではないので、適量を飲んでも副作用はないはずですが、栄養価が高いため、飲み方、量などを間違えると、副作用ともいえる症状が出てしまう可能性があります。

 

そこで今回は、青汁の副作用と正しい飲み方について解説します。

 

2.過剰摂取による副作用

 青汁の過剰摂取による副作用を説明しようとしている看護師の画像

 

青汁に含まれる大麦若葉やケール、明日葉などの原材料は、栄養価が高く、ビタミンやミネラル、食物繊維などが豊富です。

 

日常で頻繁に摂る野菜と比較しても含有量が高く、健康面では魅力的な食品です。

 

しかし、「身体に良いから」といって飲みすぎてしまうと、栄養素が過剰になり、その結果、副作用が現れる場合があるので、注意が必要です。

 

青汁に含まれる栄養素のうち、過剰症が起こる可能性があるものを見ていきましょう。

 

●食物繊維

青汁には、食物繊維が豊富に含まれています。

 

食物繊維には、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類があり、青汁には両方の食物繊維が入っています。

 

そのうち不溶性食物繊維を過剰に摂ると、腸の動きが激しくなりますし、水溶性食物繊維には、便に水分を含ませ柔らかくする働きがあります。

 

つまり、どちらも多く摂りすぎると下痢や便秘を引き起こす場合があるということです。

 

下痢を起こすと、身体に必要なナトリウムやカリウムなどのミネラル分が排出され、悪心や吐き気、しびれなどの症状を起こしてしまうことがあります。

 

また、便秘の症状が出ている場合には、一旦飲むのをやめて改善するか確認しましょう。

 

●脂溶性ビタミン

ビタミンには水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンがあります。

 

水溶性ビタミンはたくさん摂っても尿として排出されますが、脂溶性ビタミンは排出されず体内に蓄積されやすく、過剰症を引き起こしやすい栄養素です。

 

一般的な青汁に含まれる脂溶性ビタミンは、以下のものです。

 

●ビタミンE

 

過剰摂取によって下痢や吐き気、疲労感、頭痛などを起こす可能性があります。

 

ビタミンEの1日あたりの耐容上限量は、成人男性で800~900mg、成人女性で650~700mgです。

 

しかし、ほとんどの製品において、青汁1杯に含まれるビタミンEは1mg以下です。

 

つまり、青汁だけで過剰症を引き起こすことはほとんど考えられませんが、ほかのサプリメントなどと併用する場合には、気をつけましょう。

 

●ビタミンK

 

過剰摂取による副作用はほとんどありません。

 

しかし、血栓を予防する薬「抗凝血剤(ワーファリンなど)」を服用している方は、薬の作用が阻害されるため一緒に飲むことはできません。

 

妊娠中や授乳中には、赤ちゃんへの影響を示唆する研究もあるため、過剰摂取に気をつける必要があります

 

なお、脂溶性ビタミンのひとつにビタミンAがあります。

 

青汁には、ビタミンAの前駆体(ビタミンAになる前の状態)である「β-カロテン」も含まれています。

 

しかし、β-カロテンは過剰摂取しても、過剰な分はビタミンAに変換されずに排出されるため、心配ありません。

 

●ミネラル

 

●鉄

 

過剰摂取により便秘、吐き気、嘔吐などの胃腸障害を引き起こす可能性があります。

 

●カリウム

 

カリウムは過剰摂取をしても余分なものは尿として排出されるため、過剰症の心配はありません。

 

しかし、カリウムを排出する腎臓の機能が低下している場合には、うまくカリウムが排出できずに、高カリウム血症を引き起こしてしまう可能性があります。

 

高カリウム血症になると、嘔吐やしびれ、脱力感、筋収縮の異常などが現れることがあります。

 

心臓への負担もあるため、腎臓の機能低下などの心配がある場合には、カリウムの多い青汁は避けた方がいいでしょう。

 

3.副作用が出やすい人

青汁による副作用が出やすい人を説明しようとしている看護師の画像

 

次の場合は、副作用が現れやすいため青汁の摂取は避けた方がいいでしょう。

 

●食物アレルギーがある場合

食物アレルギーがあることがわかっている場合は、原材料やアレルギー表示を確認し、安全を確認してから摂取しましょう。

 

●臓器の機能が低下している方

先にも述べたように、カリウムは腎臓や心臓に負担をかけ、時には命に関わるリスクをともないます。

 

また、胃腸に疾患がある場合にも、食物繊維が負担になる可能性があるため、注意が必要です。

 

●慢性病などがあり服薬している方

持病があるからといって飲んではいけないわけではありませんが、中には薬との相性が良くないものもあります。

 

持病で服薬している場合には、主治医や薬剤師に確認してから摂ると安心です。

 

4.最後に

青汁はあくまでも食品です。

 

毎日の食事で、バランスを整える食品のひとつとして摂る分には、副作用の心配はほとんどありません

 

けれども、食事の代わりに摂ったり、「身体に良いからと過剰に摂ると、健康に悪影響を及ぼしてしまう可能性もあります。

 

何ごとも「過ぎたるは及ばざるがごとし」、適量を守り、健康的に青汁を活用しましょう。

 

 

 

 

※この記事を監修して頂いた専門家の方

女性ドクター 監修:南部 洋子(助産師、看護師)

●資格:助産師・看護師・タッチケアシニアトレーナー
株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。
※監修している内容についてはあくまで一般論に関してであり、具体的症状についての説明や診断を行うものではありません。また、監修者は本サイト上またはリンク先等におけるいかなる個別商品、特定商品の効果保証、購入推薦・推奨などをするものではありません。

 

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編集部
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