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【管理栄養士が伝授】ラクトフェリンのおすすめの摂取の仕方って?

  • 最終更新日:2018年1月18日
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管理栄養士が伝授!ラクトフェリンのおすすめの摂取の仕方って?と管理栄養士が言っている画像

 

監修者・女性

この記事の執筆専門家

管理栄養士 山本ともよ  (株式会社とらうべ)

株式会社 とらうべ 社員。企業で働く人の食と健康指導。糖尿病など疾病をもった人の食生活指導など活動中。

※本記事は、管理栄養士の方に執筆いただいたものを健康チョキンにて編集しております。

 

1.はじめに

ラクトフェリン入りヨーグルトやサプリメントなどで名が知られているラクトフェリン

 

効果的に取り入れるためにはどうしたらいいでしょうか?

 

おすすめの摂り方について解説します。

 

2.ラクトフェリンの特徴

ラクトフェリンの特徴と管理栄養士が言っている画像

 

ラクトフェリンは母乳に多く含まれ、そのほか、唾液や涙、鼻水、血液中にも含まれる、体内で合成されるたんぱく質の一種です。

 

鉄と結びつく性質を持つのが大きな特徴で、この結合力によって、体内で「抗菌作用」「抗炎症作用」「免疫力を高める」「歯周病予防」「腸内環境を整える」「貧血を予防する」などの働きをします。

 

ヒトは常に細菌と共存して生きていますが、ラクトフェリンは細菌と身体との関係を上手く保つ成分といえます。

 

ラクトフェリンは牛の乳にも含まれており、母乳以外では、乳製品の原料となる生乳(殺菌される前の牛乳)から摂ることができます。

 

しかし、生乳のラクトフェリンは母乳の10分の1程度で、さらにその性質はとても繊細であることから、加工の段階を経て食品として取り入れられる量はごく微量となってしまうのです。

 

その性質にはふたつの特徴があります。

 

●熱に弱い

ラクトフェリンはたんぱく質の一種であるため、加熱されるとその構造が変性してしまいます。

 

牛乳をはじめとした多くの乳製品は、加工の過程で加熱殺菌されます。

 

そのため、ラクトフェリンは変性してその働きを失ってしまうのです。

 

●胃液で分解されやすい

ラクトフェリンの多くは胃で胃液の作用により分解されてしまいます。

 

分解されて成分の構造が変わると、腸までいきつくことができないばかりか、働きも失ってしまいます。

 

そのため、サプリメントやラクトフェリンを添加している食品では、胃酸による影響を受けにくいように加工されています。

 

ただし、赤ちゃんの場合は、胃の働きが未熟であり、胃液の作用を受けずにラクトフェリンの働きが有効に作用します。

 

3.効果的な摂り方のポイント

効果的な摂り方のポイントと管理栄養士が言っている画像

 

ラクトフェリンの1日の摂取量に決まりはありません。

 

その機能性を期待するためには、1日あたり300mg程度が効果的とされています。

 

この量を摂るためには、次のふたつのポイントを心がけましょう。

 

●食材選び

先にも述べたように、食品に含まれるラクトフェリンは母乳を除き、ごく微量です。

 

そのため、ラクトフェリンを摂るためには加工されたラクトフェリンを添加した食品(ヨーグルトやスキムミルク、粉ミルクなど)やサプリメントを利用するのが効果的です。

 

一般的な含有量は次のとおりです。

 

●母乳(生後約5日間の初乳)

100mlあたり約600mg

 

●母乳(常乳)

100mlあたり約200mg

 

●生乳(加熱消毒されていない牛乳)

100mlあたり約20mg

 

●ナチュラルチーズ(加工で加熱されないチーズ)

100gあたり約300mg

 

●ラクトフェリン入り食品

1食分あたり100~200mg

 

●ラクトフェリンサプリメント

1日あたり20~600mg

 

食品で摂ることができるのは加熱されていない生乳やナチュラルチーズです。

 

これらで摂る場合には、調理で加熱はせずに生の状態で摂りましょう。

 

ただし、チーズには脂質も多く含まれるため、摂り過ぎには注意が必要です。

 

●腸まで届くものを選ぶ

先にも述べたように、胃液で分解されて多くの機能が失われてしまうため、胃酸の影響を受けずに腸にまで届く加工がされているものを選ぶといいでしょう。

 

この性質は「腸溶性」と呼ばれるため、メーカーのホームページなどで製品について確認しましょう。

 

●タイミング

動物による研究結果では、ラクトフェリンを摂ってその効果が期待できるのは24時間以内と言うことです。

 

したがって、1日1回決まった時間に摂ると良いでしょう。

 

摂るタイミングで効果が変わるということはなく、継続して摂ることが一番重要です。

 

そのため、毎日の生活リズムの中で忘れずに飲むことができる時間帯に摂るようにしましょう。

 

なお、ラクトフェリンの効果に関する研究は2か月以上、長いものでは半年ほど飲み続けた結果を観察しています。

 

数日間飲んだだけで効果を期待するのではなく、ある程度の期間飲み続けることで身体の変化を確認し、その効果を評価するようにしましょう。

 

※この記事を執筆いただいた専門家の方

女性専門家

執筆:管理栄養士 山本ともよ
株式会社とらうべ所属

ヘルスケアに関するサービス、マーケティング支援やコンテンツ発信などを事業として展開。医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士などの専門家により、 医療・健康に関連する情報について、信頼性を確認・検証するサービスを提供している。

 

※執筆内容についてはあくまで一般論に関してであり、具体的症状についての説明や診断を行うものではありません。また、執筆者は本サイト上またはリンク先等におけるいかなる個別商品、特定商品の効果保証、購入推薦・推奨などをするものではありません。

 

 

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編集部
■健康チョキン編集部のライターが交代制で記事をアップしていきます!セルフメディケーションの重要性を健康チョキンを通じて発信し、日本が健康大国になるためのサポートをしてまいります。 実際に編集部員が本気で試したり、調べたり、インタビューさせてもらったコアな情報を発信していきます!乞うご期待!

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