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【管理栄養士が伝授!】ラクトフェリンとダイエットの関係について

  • 最終更新日:2018年6月13日
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ラクトフェリンとダイエットの関係についての画像

 

ダイエットの基本バランスのいい食事適度な運動です。

 

しかし、日常生活を変えるというのは簡単なことではありませんし、体脂肪が減り、体重や体型に変化が見られるのにはある程度の時間がかかります。

 

ラクトフェリンはそんなダイエットをサポートする働きが期待されています。実際にどのような働きをしてくれるのでしょうか。

詳しく解説していきます。

 

1. 本当の意味でのダイエットとは?

 

体重を減らすことがダイエットと思われがちですが、短期間に大幅な減量をするとリバウンドのリスクが高まります。さらに、痩せ過ぎは健康を害する可能性があります。

 

身体を構成する筋肉、脂肪、水分が適度にあり、それに見合った体重を保つことが健康的であり、その状態に近づくことが「ダイエット」と言えます。

 

ですから、過剰な脂肪を落とし、代謝を落とさないよう筋肉や身体の働きを維持することがダイエットの目的となります。

 

2. ラクトフェリンがダイエットを助ける理由

 

ラクトフェリンがダイエットを助ける理由についての画像

 

ラクトフェリンがダイエットを助ける働きはふたつあります。

(1)内臓脂肪低減作用

 

ラクトフェリンが内臓脂肪に働きかける効果メカニズムライオン株式会社より発表されています。研究の結果、ラクトフェリンを摂ったグループは摂っていないグループと比べて、平均で内臓脂肪の断面積は-12.8㎠体重は-2.5㎏/㎡の低減が見られたということです。

出典:British Journal of Nutrition 2010 Dec;104,1688–1695

 

体脂肪には、「内臓脂肪」と「皮下脂肪」の2種類があり、内臓脂肪は内臓のまわりの腸間膜(ちょうかんまく)に溜まる脂肪です。

 

「肥満は万病のもと」と言いますが、とくに内臓脂肪が肥大し、過度な状態になると悪玉ホルモンを出して生活習慣病などの疾患を引き起こすため、より積極的な解消が必要です。

 

つきやすく落ちやすい特徴があるため、内臓脂肪を減らす働きはダイエットの効果を出すために嬉しい働きです。ラクトフェリンが内臓脂肪を減らす2つのメカニズムが報告されています。

 

〇脂肪分解の促進

 

エネルギーが不足すると、脂肪分解酵素であるリパーゼによって脂肪が分解され、全身にエネルギーを供給します。

 

ラクトフェリン濃度が高まるほど、脂肪分解によって生成されるグリセロール量が増加することから、ラクトフェリンに脂肪の分解を促す作用があるとされています。

 

さらに、脂肪細胞は「ペリリピン」という脂肪分解を抑えるたんぱく質によってリパーゼによる脂肪分解を抑えているのですが、ラクトフェリンはペリリピン量を減らし、脂肪分解を促すと考えられています。

 

 

〇脂肪合成の抑制

 

ラクトフェリンが脂肪合成に働く酵素群に関わる遺伝子発現を抑えます。また、脂肪細胞の増殖に関わる物質を抑えることもわかっています。

(2)腸内環境改善作用

 

ラクトフェリンは、腸内で悪玉菌の増殖を抑え、善玉菌が生育しやすい環境を作ります。その結果、善玉菌が増えて腸内環境が改善されます。

 

腸内環境が良い状態では、栄養素の消化吸収、排泄が効率的に行われ、身体の代謝状態を高めます。また、ダイエットにより食事量が減ったり、栄養バランスが乱れると、便秘を起こしやすくなります。

 

そのため、代謝機能の低下や肌荒れなどが起こりやすくなります。

ダイエット中の不調を予防するのにも効果的です。

 

 

3. ダイエット中にラクトフェリンを上手に活用する方法

 

ダイエット中にラクトフェリンを上手に活用する方法についての画像

 

ここまで、ラクトフェリンがダイエットに働く理由をお伝えしてきました。しかし、ラクトフェリンを摂るだけではダイエットはできません。

 

はじめにもお伝えしたように、ダイエットの基本バランスのいい食事適度な運動であり、ラクトフェリンが脂肪分解を促したり、蓄積を抑えるように働いても、

生活習慣の乱れによるエネルギーの摂り過ぎやエネルギー消費不足があれば、ダイエットの効果は期待できません。

ダイエットに良い生活習慣を見直したうえで、ラクトフェリンを取り入れることが大切です。

 

ダイエットに効果的な生活習慣を紹介します。

○規則正しい食生活

食べすぎは肥満につながりますが、ただ食事量を減らすだけでは栄養不足を起こし、不調を引き起こしてしまいます。

 

13回、主食・メインのおかず・サブのおかずはそろえるようにし、まずは夕食の量を見直していくといいでしょう。

 

量を減らすときには、ひとつの食品や料理を抜くのではなく、量を見直すようにしましょう。お酒や間食が多い時には見直しが必要です。

○適度な運動

運動習慣をつけることは大切ですが、毎日運動の時間を取ることができないことも

多いでしょう。

生活の中で歩く時間を130分程度、息が弾むくらいの強度で行いましょう。

 

それに加えて、1週間で2時間は汗がにじむ程度の運動をするといいでしょう。階段を利用したり、家事で筋肉を使ったり、コツコツ身体を動かすことも大切です。

○記録をする

体重や体脂肪を測り記録をしましょう。食事や運動なども記録をすると、

問題点や改善点が見えてくるかもしれません。

 

毎日の数字の変化に一喜一憂するのではなく、1ヶ月くらいの記録を振り返り、

減少傾向になっているかを見ていきましょう。

生活習慣の見直しを基本に、ダイエットのサポートとしてラクトフェリンを取り入れるようにしましょう。

 

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山本ともよ

山本ともよ

【保有資格:管理栄養士】栄養の情報は世にあふれています。身近なことだからこそ、正しい情報をわかりやすく伝えることを心がけています。

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