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【鼻がムズムズ…】それってドライノーズかも?その症状と対策を看護師が伝授!

  • 最終更新日:2018年6月22日
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監修者・女性

この記事の執筆専門家

看護師 助産師 青井梨花 (株式会社とらうべ)

 

株式会社 とらうべ 社員。病院や地域の保健センターなど、さまざまな機関での勤務経験がある助産師。現在は、育児やカラダの悩みを抱える女性たちの相談に応じている。

※本記事は、助産師の方に執筆いただいたものを健康チョキンにて編集しております。

 

1.はじめに

風邪でもないし、花粉症でもないハズなのに、鼻がムズムズする!

 

鼻の中が乾燥している感じがして、鼻の奥が痛い気がする!

 

その症状、もしかしたらドライノーズかもしれません。

 

花粉症やアレルギー性鼻炎の症状を悪化させる原因ともいわれるドライノーズ。

 

その症状や原因、対策を紹介します。

 

2.ドライノーズって?

通常、鼻の粘膜は適度に潤っているものですが、何らかの原因で鼻の粘膜が乾燥した状態を、ドライノーズ(乾燥性鼻炎)といいます。

 

そもそも鼻は、呼吸するときの空気の加湿と、外から入ろうとする異物から身体を守るはたらきがあります。

 

ウィルスや細菌などの病原菌や、花粉などアレルギーの原因となる異物を空気と一緒に吸い込んだとしても、鼻の中を覆う繊毛(せんもう)という細かい毛がフィルターとなって、肺まで異物を入れないよう守っているのです。

 

繊毛の働きには適度な湿気が必要で、鼻やのどの粘膜がこの湿気を補う役割をしています。

 

ドライノーズになると、粘膜が乾燥して、繊毛の働きが衰えてしまうので、アレルギーの原因物質や病原菌を防ぎきれず、花粉症やアレルギー性鼻炎の症状を悪化させ、また諸々の感染症を引き起こしやすくなることが、問題視されています。

 

3.ドライノーズの症状は?

自分がドライノーズだということを気付くのは意外にわかりにくく、鼻に違和感があっても、そのままにしている人が多いようです。

 

ドライノーズによって起こる主な症状をお伝えします。

 

  • 乾燥感

鼻の中が乾く感じがあるのに、よく詰まる。

 

  • 出血

鼻の粘膜が傷つきやすく、鼻をかむと少し出血したり、ちょっとした刺激で大人でも鼻血が出ることがある。

 

  • 不快感

鼻の中がムズムズして、鼻水はほとんど出ないのに、鼻をかみたくなる状態。

 

  • 炎症

鼻の中の乾燥によって粘膜が炎症を起こし、腫れてしまうことで、ヒリヒリ感やピリピリ感、ときに鼻の奥がツーンと痛むことがある。

 

 

3.ドライノーズの原因って?

なぜドライノーズになるのでしょうか?

 

以下のような生活環境や薬の影響が関係していることが、主な原因として考えられます。

 

●空気の乾燥

冬場の外気の乾燥は、鼻の中も乾燥させます。

 

特に、外気の湿度が20%以下になると、粘膜も乾燥が進み、絨毛の機能にも影響を及ぼします。

 

●エアコンによる室内の湿度の低下

ホテルや飛行機など空調設備の整った空間、気密性の高い室内で冷房や暖房が効いた部屋などでは湿度が低いことが多く、その中で長時間過ごすことが多いと、鼻の中の乾燥がすすみ、ドライノーズになりやすいと言われます。

 

●アレルギー用の点鼻薬の副作用

「鼻づまりがなかなか治らない」と、市販の点鼻薬をむやみに使用すると、副作用としてかえってドライノーズの症状が出る場合があります。

 

必ず用法用量を守って使用することが重要です。

 

●ストレス

ストレスによって、通常は寝ているときや休んでいるときには働かない、身体の様々な働きを調整する交感神経が過剰になり、鼻の乾燥を引き起こしてしまう場合があります。

 

4.今日から出来る!ドライノーズ対策

このように、多くは乾燥によって起こりやすいドライノーズには、次のような対策をとると良いでしょう。

 

●空気の乾燥

★マスクをつける

乾燥した空間で長時間過ごす時には、マスクを着用しましょう。

 

鼻粘膜の保湿や保温をしてくれます。

 

外出時には、水分を湿らせた濡れガーゼを当てたマスクをつけると、ガーゼから水分が蒸発して効率よく保湿することが出来ます。

 

そして、眠っている時もマスクをつけておくと、吐く息によって保湿・保温効果が得られるのでおすすめです。

 

●エアコンによる室内の湿度の低下

★加湿をする

加湿器の使用や、洗濯物を干すお風呂にお湯を張ってドアを開けておくなどの工夫をしながら、室内の湿度を50~60%ほどに保ちましょう。

 

お風呂に入る時は、湯船に浸かり歌をうたうと、水蒸気が鼻や口から入って保湿効果もあるので、密かにおすすめです!

 

●アレルギー用の点鼻薬の副作用

★ドライノーズ用の点鼻薬の副作用

ドライノーズ対策として、市販のドライノーズスプレーを使用するのも対策の1つです。

 

●その他

★むやみに鼻をいじらない

ムズムズ感といった、ドライノーズの不快な症状があると、気になってつい鼻をいじったり、ほじったりしてしまいがちですが、弱った粘膜が切れて鼻血が出る場合があるので、出来るだけいじらないようにしましょう。

 

どうしても気になる場合は鼻の頭をおさえるなどして、むやみに鼻の中をいじり過ぎないようにしましょう。

 

5.ドライノーズの予防法

鼻が乾燥しないために、日常生活から気を付けましょう。

 

水分をシッカリ摂る

体の内部から水分を補給することが大切です。体の水分は年齢と共に減っていきます。

 

特に冬場は、汗をかかないので水分補給を怠ってしまいがちですが、空気が乾燥していると皮膚から水分が失われます。

 

シッカリと水分補給をしましょう。

 

食事からも水分補給を

出来るだけ水分が多い食事を心がけましょう。

 

  • パンよりもご飯や麺類を
  • おかずは、焼き物よりも煮物を増やす
  • 野菜や果物をシッカリ摂る

 

6.まとめ

鼻の中の乾燥がおもな原因で発症するドライノーズは、日頃から比較的手軽な方法で対策をとることが出来ますから、ぜひ実践してみましょう。

 

ただ、ドライノーズの症状があるにも関わらず、あまり気に留めずにいると重症化してしまうケースも多いと言われます。

 

もし、症状が長引いている場合や、ドライノーズの対策をとってもなかなか良くならないときは、自己判断せず、一度、耳鼻咽喉科を受診してみましょう。

 

※この記事を執筆いただいた専門家の方

女性専門家

執筆:看護師 助産師 青井梨花

株式会社 とらうべ 社員。病院や地域の保健センターなど、さまざまな機関での勤務経験がある助産師。現在は、育児やカラダの悩みを抱える女性たちの相談に応じている。

●株式会社とらうべ

ヘルスケアに関するサービス、マーケティング支援やコンテンツ発信などを事業として展開。医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士などの専門家により、 医療・健康に関連する情報について、信頼性を確認・検証するサービスを提供している。

 

※執筆内容についてはあくまで一般論に関してであり、具体的症状についての説明や診断を行うものではありません。また、執筆者は本サイト上またはリンク先等におけるいかなる個別商品、特定商品の効果保証、購入推薦・推奨などをするものではありません。

 

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青井梨花

青井梨花

【保有資格:看護師/助産師】読む方の気持ちや思いに寄り添えるような記事作成を心がけています。

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