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【現役セラピストに直撃!】足の健康のために知ろう!足のセルフチェック方法

  • 最終更新日:2018年6月13日
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1.まずはじめに

足の裏

 

前回、健康における足の重要性、

というテーマについて現役フットセラピストである、

宮野先生(Happy Foot 銀座4丁目店)にインタビューを行いました。

 

ご覧になっておられない方は、

下記の記事から参照して頂けると嬉しいです。

 

関連記事 【現役セラピストに直撃!】健康における足(フットケア)の重要性とは?!

 

先生へのインタビューを通して、

足がポンプのような役割をしていて、

全体の健康や血のめぐりを支えていることが分かりました。

 

また日頃から感じている首肩こりや腰痛なども、

足の不健康が原因になっている場合があるなどの、

目から鱗のお話を盛りだくさんに伺うことができました。

 

一方で、足(フットケア)に対する、

健康への意識の低さに危機感を覚えたのも事実でした。

 

今回は、足の健康を考えるにあたって、

前提となる足の状態が今どういう状況なのか知ること、

「足のセルフチェック方法」について具体的に伺ってきました。

 

是非、記事をお読み頂きながら、

ご自身の足の状態と照らし合わせてチェック頂けると嬉しいです。

 

 

2.インタビュー/足のセルフチェック方法について聞いた

 

フットケアセラピスト宮野先生1

足の裏を見れば、体のバランスや重心の状態が分かる

 

編集部

早速ですが、自分の足の健康状態を知るためのセルフチェック方法を教えてください。
女性

宮野

まずは、足の裏を見ることですね。

編集部

なるほど。
女性

宮野

足の裏で、黄色く硬く皮膚の厚くなっている部分がありませんか?

編集部

かかと、そして親指の付け根付近にありますね…。
女性

宮野

皮膚が厚くなっている部分は、摩擦が多くかかっているか重心が過度にかかっている証拠なのですね。重心が偏っていると皮膚の防衛反応として加重の多い箇所の皮膚が厚くなります。

編集部

そんな理由があるんですね。
女性

宮野

足の裏を見れば、体全体のバランスや重心がどうなっているか大体分かるんですよ

編集部

その他に足をチェックする方法はありますか?
女性

宮野

次は直立に立ってみてください。5本の足指が地面に接地していますか?

 

浮き指がある人は、要注意!

 

編集部

小指が微妙に浮いていますね。
女性

宮野

その状態を浮き指といいます。小指や人差し指が浮き指になることが多いですね。5本の指の「はら」が全部地面にくっついているのが良い状態と言えます。

編集部

分かりやすいチェック方法ですね。
女性

宮野

はい。例えば足裏の前足部にたこがある人は、浮き指の方が多く、重心は前傾に偏っている場合が多いですね。また、前足部にタコはなく浮き指の方は、重心が後傾になっています。

編集部

なるほど。

 

足の不健康が、腰痛などの不調の原因につながる…!?

 

女性

宮野

たこ、魚の目など足の不調を放っておくと浮き指というトラブルがセットになってきて、無意識に使いやすい箇所でそれらをカバーしようとして、足や体のバランスも変わってきます。例えば、小指が浮き指の方は小指の爪側が外側に倒れていることが多く、小指の踏ん張りが効かないために足が外側に傾くので、それを親指がねじって踏ん張る事でバランスを取っていることが多いために足裏や膝下の外側に疲労が出やすいです。

編集部

確かにそうなっています。(自分の足を見つめて)
女性

宮野

重心が外に流れ、足だけでなく膝下、太ももも外に引っ張られるので、膝や骨盤も外に引っ張られて膝痛や股関節痛、腰痛の原因になったりします。

編集部

腰痛や股関節痛、膝痛などその該当部分に原因があるように思いがちですが、実際は足にその原因がある場合があるのですね。
女性

宮野

はい。土台である足に不調があると体のバランスを取るのに必死になるので無理をして、魚の目やたこなど皮膚トラブルだけでなく、様々な箇所に代償作用となって表れてきます。

編集部

本当に足って健康の要ということが良く分かります。
女性

宮野

また、爪の痛みや、爪が伸びすぎて周りの指を傷つけてないかもチェックした方が良いでしょう。

 

フットケアセラピスト宮野先生2

 

編集部

巻き爪なども足の不調の一つですね。
女性

宮野

魚の目、たこ、外反母趾、巻き爪などの足の不調は足にとって悪い生活習慣が原因で起こる症状です。慢性的な不調でもあるので改善していくためには、そういった不調が起こりやすい生活や環境などの問題を取り除き、日頃の生活習慣から足をケアしていくことが重要になってきます。

編集部

ありがとうございます。次回は、足の健康を保つために必要なセルフケア方法や靴の選び方など具体的に伺わせてくださいませ!

 

3.まとめ/足のセルフチェックポイントはここ!

 

下を指す女性

 

・足の裏を見て、皮膚の厚いところがないか?

→厚いところに重心がかかっている

 

・足を立って地面にくっつけて浮いている指がないか?

→浮き指は重心のバランスが崩れている可能性あり

 

・足の不調(巻き爪・魚の目・たこ・外反母趾)がないか?

 

 

4.今回お話をお伺いした人はこの方!

今回お話を伺ったのはこの方!

宮野涼子先生

魚の目や巻き爪、外反母趾などをはじめとする様々な足の症状のケアを行う、

ドイツ生まれのフットケアサロン「HAPPY FOOT銀座4丁目店」を経営する、

足のセラピストである、「宮野涼子」先生にお話を伺ってきました。

宮野先生は、ポドロジーと呼ばれるドイツの足学を応用したフットケアで、

様々な足の悩みに応じて専用のケアを行っています。

宮野先生のサロンでは、ポドロジーに加え反射学リフレクソロジーも取り入れ、

正しい爪の切り方や正しい靴やインソールの選び方も含め、

足全体の健康を後押ししてくれる心強い味方です。

フットケアセラピスト「宮野先生」

 

 

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■20代/男性/会社員 営業担当時代はヘルスケア領域の顧客を多数担当。セルフメディケーションを怠った結果、体調を崩したことをきっかけに健康オタクに…!自らも、「健康食品コーディネーター」の資格を取得し、これまで得た栄養学や生理学、遺伝子学の知識を使って、健康増進を目指す方や悩みのある方にとって分かりやすい情報を提供できるよう心がけています。最近大好きなキーワードは、「徳と記憶」。

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