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【看護師が解説】注意!関節痛が起こりやすい人はどんなことをしている?

  • 最終更新日:2018年6月22日
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看護師が解説!注意!関節痛が起こりやすい人はどんな事をしている?と看護師が言っている画像

 

監修者・女性

この記事の監修専門家

助産師、看護師 南部 洋子 (株式会社とらうべ)

株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。

※本記事は、看護師の方に執筆いただいたものを健康チョキンにて編集しております。

 

1.はじめに

年齢を重ねてくると「関節が痛い」という経験がどなたにもあるでしょう。

 

では、どのようなことをしていると関節痛が起こりやすくなるのでしょうか?

 

そこで、関節痛が起こりやすい人の特徴や生活習慣との関係について解説します。

 

何気なく行っているあの習慣が関節痛と関係しているかもしれませんよ!

 

2.関節痛とは

関節痛とは?と看護師が言っている画像

 

関節は骨と骨の連結している場所で、いろいろな動作によって曲ることができるような構造になっています。

 

硬い骨と骨が直接触れ合わないように、関節部分の表面は、軟骨でおおわれています。

 

また、関節部分は「関節包(かんせつほう)」という膜でおおわれていて、その内側の「滑膜(関節の内側を覆っている膜)」から出る関節液が潤滑油のような役割になり、栄養補給を行っています。

 

ヒトの身体は、200本以上の骨でできていて、細かいものまで含めると全身に約206の関節があります。

 

この関節のおかげで、私たちは自由に身体を動かすことができるのです。

 

偏った身体の使い方をすると、ある関節に負担がかかり、その場所に不調が生じます。

 

しかし、ヒトの身体はつながっているため、負担がかかった場所だけでなく、その働きを補おうとするほかの関節にも負担がかかることになります。

 

このようにして、関節のある部分に違和感、腫れ、痛みなどを感じる症状を関節痛といいます。

 

関節痛を症状とする病気としては、加齢による変形性関節症関節リウマチなどがあります。

 

また、中年以降から急に激しい運動を始めことで関節痛が起こることもあります。

 

3.関節痛が起こりやすい人の特徴

関節痛が起こりやすい人の特徴看護師が言っている画像

 

関節痛でとくに多いのは、膝関節の痛みです。

 

加齢に加えて次の条件を満たしていると、関節痛が起こりやすくなります。

 

 ●肥満の傾向の人

体重が増えると、膝にかかる負担も増えて関節痛が起こりやすくなります。

 

 ●急に運動を始めた人

普段運動をしていない人が急に運動を始めたり、過度の負荷を膝にかけてしまうと痛みが起こります。

 

 ●O脚の人

膝が外側に曲がっていることで、膝の内側の軟骨に痛みがでます。

 

4.キホンの関節痛の改善方法

キホンの関節痛の改善方法と看護師が言っている画像

 

まずは、関節痛が起こりやすい要因を取り除くことが重要です。

 

次のことに注意しましょう。

 

●適度な体重を保つ

体重が増え肥満になると関節に負担がかかります。

 

また、痩せすぎていても、身体を支える筋肉が不足しているので関節に負担がかかります。

 

負担を軽減するためにも適度な体重を保つことが大切です。

 

一般的に「標準」といわれる体格は、BMI(体格指数)で評価することができます。

 

 ●BMI

BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))、標準BMIは18.5以上25未満です。

 

●筋肉の維持

膝関節まわりの筋肉を鍛えるためにも、太ももの筋肉大腿四頭筋・ハムストリングスなど)を鍛えるための運動が必要です。

 

たとえば、プールでの水中歩行は、関節に負担をかけずに運動できるおすすめの方法です。

 

●O脚の矯正

O脚の場合は、内側の軟骨が早くすり減ってしまうのでO脚の矯正を受けましょう。

 

なお、すでに痛みがある場合には、杖を使用する、手すりを使う、トイレは洋式を使用する、できる限り正座を避けるなどして、膝への負担を減らすことも忘れずに。

 

5.関節痛の予防・改善のために取り入れたい習慣

関節痛の予防・改善のために取り入れたい習慣と看護師が言っている画像

 

さらに、次の習慣を取り入れると、関節痛の予防や改善が期待できます。

 

●膝を温める

膝の血液循環が悪くなると痛みが出てきます。

 

サポーターやひざ掛けなどで、膝の保温をするようにしましょう。

 

また、毎日の入浴も効果があります。

 

「痛みがあるときは冷やした方が良い」と思っている方もいるかもしれませんが、膝が熱っぽい、腫れていて痛みが強いなど急性の場合以外は、冷却は行わないので注意しましょう。

 

●靴選びを見直す

靴が合っていないことも関節に負担をかける原因になります。

 

クッション性の高い、足に合った靴を選びましょう。

 

●サプリメントを摂る

グルコサミンとコンドロイチンは、関節の健康を保つ働きが期待されています。

 

 ●グルコサミン

軟骨を構成する成分を作り出すために欠かせません。

 

 ●コンドロイチン

軟骨成分の約30%を占めるといわれています。

 

グルコサミンと一緒に摂取することで、関節痛の予防や改善が期待できるともいわれています。

 

どちらも身体の中に存在しているものですが、年齢とともに生産能力が低下し、体内の量も減少します。

 

そのため、サプリメントなどで補助的に摂取するのも方法のひとつです。

 

※この記事を監修して頂いた専門家の方

女性ドクター 監修:南部 洋子(助産師、看護師)

●資格:助産師・看護師・タッチケアシニアトレーナー
株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。
※監修している内容についてはあくまで一般論に関してであり、具体的症状についての説明や診断を行うものではありません。また、監修者は本サイト上またはリンク先等におけるいかなる個別商品、特定商品の効果保証、購入推薦・推奨などをするものではありません。

 

 

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南部 洋子

南部 洋子

【保有資格:看護師/助産師】医療職としての視点をわかりやすく解説し、読む人にとって納得のいく記事になればと思っています。

この記事の執筆監修者の保有資格・企画 :

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