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【管理栄養士が暴露】関節痛にはグルコサミン!その理由に迫る!

  • 最終更新日:2018年6月13日
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管理栄養士が暴露!関節痛にはグルコサミン!その理由に迫る!と管理栄養士が言っている画像

 

監修者・女性

この記事の執筆専門家

管理栄養士 山本ともよ  (株式会社とらうべ)

株式会社 とらうべ 社員。企業で働く人の食と健康指導。糖尿病など疾病をもった人の食生活指導など活動中。

※本記事は、管理栄養士の方に執筆いただいたものを健康チョキンにて編集しております。

 

1.はじめに

年齢とともに起こりやすい関節痛。痛みをなくすことは難しく、早いうちからの予防が大切です。

 

関節の健康維持によいとされるグルコサミンですが、痛みがある場合でも効果があるのでしょうか?

 

効果的に取り入れるためのポイントと一緒にお伝えします。

 

2.関節痛が起こるワケ

関節痛が起こるワケと管理栄養士が言っている画像

 

関節は硬い骨と骨をつなぎ、いろいろな動作によって曲げることができるようになっています。

 

関節は「関節包(かんせつほう)」という膜でおおわれ、その内側の「滑膜(関節の内側をおおっている膜)」から出る関節液が栄養補給や不要物の排出を行っています。

 

骨と骨が直接触れ合うところには軟骨があり、傷つけあわないようクッションの役割を果たしています。

 

長年に渡って関節に負荷をかけ続けると、関節の組織が傷つき炎症が起こったり、腫れて熱を持ったりします。

 

炎症が慢性的になると関節包の動きが悪くなり関節を動かしにくくなります。

 

さらに関節軟骨がすり減ると、骨同士がぶつかり痛みが起こります。

 

関節痛が症状として起こる病気には関節リウマチなどもありますが、加齢にともなって起こりやすい「変形性関節症」が多く見られます。

 

ひざに痛みが出ることが多いですが、この原因は生活習慣に多く潜んでいます。

 

  • 加齢による関節軟骨の老化
  • 肥満
  • 激しいスポーツで膝を酷使する
  • 悪い姿勢
  • 関節の怪我

 

関節痛を予防するには毎日の過ごし方の積み重ねが重要です。

 

また、痛みが出たときにはより生活を見直し、進行を抑えることが大切です。

 

3.グルコサミンの働き

グルコサミンの働きと管理栄養士が言っている画像

 

グルコサミンは糖とアミノ酸がくっついた「アミノ糖」で、皮膚や軟骨、甲骨類の殻などに含まれる成分です。

 

生体で合成される成分で、N-アセチルグルコサミンという形で存在しています。

 

糖たんぱく質やヒアルロン酸などの成分として、保水力を維持するのに働いています。

 

関節軟骨の場合には、この保水力によって骨と骨のクッションとなっているのです。

 

グルコサミンの合成能力が低下し、体内に存在する量が減ってしまうと、保水力が低下するために、軟骨のクッション性が減ることで関節痛につながってしまうのです。

 

痛みが出ている場合でも、積極的にグルコサミンを取り入れることで痛みが軽減したという研究報告もあります。

 

ただし、慢性的で重篤な痛みの場合には軽減が見られなかったため、まず予防をすることが優先ですね。

 

4.グルコサミンを補う方法

グルコサミンを補う方法と管理栄養士が言っている画像

 

グルコサミンを外から補うには、エビやカニなどの甲殻類の殻や軟骨から摂ることになりますが、日常で頻繁に食べる食品ではありませんし、その含有量も微量です。

 

さらに、グルコサミンを摂っても、体内に吸収されるときには糖とアミノ酸に分解されて体内では別の働きのために利用されてしまいます。

 

先にも述べたように体内で合成する成分ですので、原料となる糖質やたんぱく質、これらを代謝するのに必須のビタミン・ミネラルをしっかりと摂ることがキホンです。

 

バランスのいい食事に加えてグルコサミンとして取り入れると、軟骨成分として利用される可能性が高くなります。

 

そのときには、食品由来のグルコサミンよりもサプリメントを活用するのが効率的でしょう。

 

5.グルコサミンサプリを利用する際のポイント

グルコサミンサプリを利用する際のポイントと管理栄養士が言っている画像

 

グルコサミンをサプリメントで摂るときのポイントをお伝えします。

 

含有量

グルコサミンの摂取目安量は定められていません。

 

効果に関する研究から、サプリメントでの摂取量は1日1000~1500mgが目安とされています。

 

「高濃度」として目安量以上のグルコサミンが含まれている製品もありますが、多ければ多いほど効果が高まるということではありません。

 

目安量の範囲内を守るようにしましょう。

 

含有量

関節軟骨は、軟骨細胞、プロテオグリカン、Ⅱ型コラーゲンで構成されています。

 

●軟骨細胞

軟骨の中には血管が通っていないため、軟骨細胞が組織液を通して酸素や栄養素を送り、不要物を排出しています。

 

●プロテオグリカン

コンドロイチン、ヒアルロン酸などの構造が結合した保水性の高成分

 

グルコサミンはプロテオグリカンの構成成分です。

 

●Ⅱ型コラーゲン

網の目状になり、軟骨組織の骨組みを作っています。

 

このような構造から、高い保水性により骨と骨の間のクッションの役割を果たしているのです。

 

関節の形成に関わり、グルコサミンと一緒に摂ると効果的な栄養素を挙げます。

 

●コンドロイチン

関節を構成する成分のひとつ。

 

●ビタミンC、鉄

関節軟骨の骨格となるコラーゲンの合成には、ビタミンCと鉄が必要です。

 

グルコサミンが体内で合成される力は加齢とともに衰えていくことがわかっていて、20歳をピークに低下していきます。

 

そのため、できるだけ早いうちからバランスのとれた食事や適度な運動などの生活習慣を送り、必要に応じてサプリメントを利用しながら、日々使っている関節軟骨を健康に保ち、関節痛を予防しましょう。

 

※この記事を執筆いただいた専門家の方

女性専門家

執筆:管理栄養士 山本ともよ
株式会社とらうべ所属

ヘルスケアに関するサービス、マーケティング支援やコンテンツ発信などを事業として展開。医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士などの専門家により、 医療・健康に関連する情報について、信頼性を確認・検証するサービスを提供している。

 

※執筆内容についてはあくまで一般論に関してであり、具体的症状についての説明や診断を行うものではありません。また、執筆者は本サイト上またはリンク先等におけるいかなる個別商品、特定商品の効果保証、購入推薦・推奨などをするものではありません。

 

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山本ともよ

山本ともよ

【保有資格:管理栄養士】栄養の情報は世にあふれています。身近なことだからこそ、正しい情報をわかりやすく伝えることを心がけています。

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