1. 健康チョキンTOP
  2. 悩み・症状から原因と改善策を知る
  3. 更年期
  4. ≫ 【看護師が解説!】イライラ!コレって更年期障害?!更年期障害とイソフラボンの関係

【看護師が解説!】イライラ!コレって更年期障害?!更年期障害とイソフラボンの関係

  • 最終更新日:2018年6月22日
  • 51ビュー

 

 

看護師が解説!更年期障害とイソフラボンの関係って?と看護師が言っていて、大豆と更年期の女性が描かれている画像

 

監修者・女性

この記事の監修専門家

助産師、看護師 南部 洋子 (株式会社とらうべ)

株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。

※本記事は、看護師の方に執筆いただいたものを健康チョキンにて編集しております。

 

1.はじめに

誰でも迎える更年期。

 

更年期は、閉経後の人生をどのように過ごすかを考える時期でもあります。

 

そんな時期をつらい更年期障害に悩まされながら、過ごしたくはありませんね。

 

更年期障害といえば、しばしば「イソフラボンが良い」などと耳にします。

 

これは本当でしょうか?

 

そこで今回は、更年期障害とイソフラボンの関係について解説します。

 

2.更年期と更年期障害について

更年期と更年期障害についてと看護師が言っていて、大豆と更年期の女性が描かれている画像

 

更年期とは、閉経を挟んだ前後10年間(45歳~55歳位)のことをいいます。

 

閉経が近づくと、卵巣の働きが低下して、卵巣から分泌される女性ホルモン「エストロゲン」の量が減っていきます。

 

すると、脳は、盛んに卵胞刺激ホルモンを分泌して、卵巣からエストロゲンを出すように促します。

 

しかし、卵巣は必要とされるだけのエストロゲンを分泌できないので、ホルモンバランスに乱れが生じ始めます。

 

このホルモンバランスの乱れは、脳の視床下部の自律神経中枢に影響し、さまざまな症状を引き起こします。

 

中でも、日常生活に支障のでるような症状を総称して更年期障害と呼びます。

 

かつて寿命が50歳位だった時代は、当然、更年期というものが存在しませんでした。

 

けれども、現在では女性の平均寿命は86歳となり、閉経を迎えてからの約30年以上をエストロゲンがない状態で過ごすことなります。

 

更年期の症状にはかなり個人差があり、その時期になってもほとんど気にならない人もいれば、日常生活に支障がでるほど症状が強い人もいます。

 

また、最近では、更年期の症状が30代くらいでも現れる人がいます。

 

これは、無理なダイエットや不規則な生活や食事、ストレスなどによってホルモンバランスが乱れることが原因だと考えられています。

 

3.女性ホルモンとイソフラボンの関係

女性ホルモンとイソフラボンの関係女性ホルモンとイソフラボンの関係と看護師が言っていて、大豆と更年期の女性が描かれている画像

 

エストロゲンは、子宮だけでなく、皮膚、血管、骨、脳、神経などにまで広く作用しています。女性の身体を守っているのです。

 

このような作用から、エストロゲンは別名「美のホルモ」や「美肌ホルモン」などとも呼ばれています。

 

イソフラボンは、化学構造がエストロゲンと似ています。

 

そのため、「植物性エストロゲン」の1つともいわれています。

 

イソフラボンは、体内では細胞に存在するエストロゲン受容体と結合し、同じような働きをすることがわかってきています。

 

イソフラボンがエストロゲンの働きを補うことで、若々しい肌づくりに貢献してくれます。

 

たとえば、肌の弾力を保つコラーゲンを増やしてハリを保つように働いたり、新陳代謝を高めて、肌のターンオーバーを促進する役割もしてくれます。

 

4.更年期障害とイソフラボンの関係

更年期障害とイソフラボンの関係と看護師が言っていて、大豆と更年期の女性が描かれている画像

 

更年期障害の症状は人によってさまざまですが、おもな症状として、顔のほてりのぼせ発汗肩こり頭痛耳鳴りなどの身体的な不調、また、イライラ不安憂うつなどの精神的な不調が挙げられます。

 

身体的な不調と精神的な不調とが絡み合って、いろいろな症状を引き起こすことになります。

 

エストロゲンと似た働きをするイソフラボンは、エストロゲンの減少によって起こる更年期症状の改善にも役立つことがわかってきています。

 

とくに、更年期の症状の代表ともいえるほてりやのぼせなどに効果あると報告されています。

 

日本の女性は、欧米女性と比較すると、これらの症状は軽いといわれていますが、それは日本人が大豆を多く食べるためではないか、と考えられています。

 

つまり、イソフラボンが効果的に働いていると考えられているのです。

 

ただし、気をつけなくてはならないのは、イソフラボンの過剰摂取です。

 

多く摂取したからといって症状がよくなるわけではありません。

 

逆に過剰摂取することで胃腸機能の悪化、神経障害をもたらす可能性があるので、注意が必要です。

 

食材では、1日に大豆製品を1~2品摂り入れるのが適量です。

 

また、サプリメントなどで摂り入れる場合にはその含有量の確認が必要です。

 

グリコシド型イソフラボン(※1)」と記載がある場合には1日あたり48mg、「アグリコン型イソフラボン(※2)」と記載してある場合1日あたり30mgを超えないようにしましょう。

 

※1グリコシド型イソフラボン・・・糖が結合した状態の型。植物に含まれる

※2アグリコン型イソフラボン・・・糖がはずれた状態の型。おもにサプリメントなどの栄養補助食品で使用される

 

※この記事を監修して頂いた専門家の方

女性ドクター 監修:南部 洋子(助産師、看護師)

●資格:助産師・看護師・タッチケアシニアトレーナー
株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。
※監修している内容についてはあくまで一般論に関してであり、具体的症状についての説明や診断を行うものではありません。また、監修者は本サイト上またはリンク先等におけるいかなる個別商品、特定商品の効果保証、購入推薦・推奨などをするものではありません。

 

The following two tabs change content below.
南部 洋子

南部 洋子

【保有資格:看護師/助産師】医療職としての視点をわかりやすく解説し、読む人にとって納得のいく記事になればと思っています。

この記事の執筆監修者の保有資格・企画 :

  1. 健康チョキンTOP
  2. 悩み・症状から原因と改善策を知る
  3. 更年期
  4. ≫ 【看護師が解説!】イライラ!コレって更年期障害?!更年期障害とイソフラボンの関係