【辛いホットフラッシュ】原因と対策をサプリメントマイスターが徹底解説!
この記事の監修者
こんな人に読んでもらいたい
- 気温に関係なく突然体がほてる人
- 突然大量の汗が出てきて人前に出るのが悩ましい人
- 40代~50代の女性
- ホットフラッシュ対策になりそうなサプリを探している人

更年期の不調は様々な種類がありますが、よく耳にするのが「ホットフラッシュ」。これは、突然顔がほてったり、カーっと熱くなったり、大量の汗をかいたりする症状のことです。自分でコントロールできず、突然起こるものなのでとても厄介だし、本当に辛い!そこでホットフラッシュの原因と自分でできる対策(セルフメディケーション)をサプリメントマイスターが徹底解説いたします。
1.ホットフラッシュとは?
ところ構わず突然カーっと熱を持ったり、突然大量の汗が顔から吹き出してきたり、顔が真っ赤になるなど、特に上半身に集中して起こるほてりやのぼせの症状です。
普段運動したり、お風呂あがりにカラダがほてったり、のぼせたりすることはあるかと思いますが、更年期に起きるホットフラッシュは、「突然」「異常なほどの汗」このあたりがポイントになります。
・真冬にも関わらず汗でびっしょり
・汗で上半身がシャワーを浴びたようにぬれる
・突然カーっと熱くなることが1日に何回も起こる
更年期の不調の中でも自分でコントロールができず、さらに人と会っているときに突然起こると恥ずかしいという気持ちもあり、症状としてはとても根深い悩みです。
2.ホットフラッシュが起きる原因は?
更年期に起きる不調は、自律神経がバランスを崩し正常に働かなくなることがその主な要因といわれています。
女性のカラダは、脳の視床下部から卵巣にホルモンを分泌するように指令を出しています。しかし、年齢を重ねてくると卵巣がその指令に応えられなくなることがあり、それでも視床下部が指令を出し続けることで、パニックが起きてしまうのです。
そして、視床下部からは私たちが意識しなくてもカラダを働かせるために必要な自律神経への司令も出されているため、このパニックが起きることで自律神経もバランスを崩してしまうのです。
ここが重要!
自律神経の働きとホットフラッシュの関係は?

自律神経の働きの1つ
「血管の収縮・拡張」
自律神経のバランスが崩れることで、この血管の収縮・拡張がコントロールできなくなり、血管運動神経症状が起きます。この「血管運動神経」の興奮によって、のぼせやほてり、発汗などが出てくるのです。
3.ホットフラッシュ対処法
ホットフラッシュが起きているときには、まずは症状を落ち着かせるために、冷やす、涼しくするといった対処をしましょう。
外出先でホットフラッシュが起きた場合は、保冷剤などをガーゼやハンカチに包んで、持ち歩き、起きたときは首に当てて少し冷やすと楽になります。また、扇子などで、涼しくするのもいいでしょう。
さらに、ホットフラッシュ対策の基本として大事なのは「血液のめぐりを良くしてカラダを温めること」です。
ここでは、「セルフメディケーション」つまり、お医者さんや薬に頼らず、自分自身のチカラで改善していく方法に限定して、紹介いたします。簡単に始められるものばかりなので、ぜひ毎日の生活に取り入れていきましょう。
◆カラダを内側から温める◆

朝に白湯をゆっくり飲む
白湯を朝一に飲むことで就寝中に冷えてしまった胃腸を温めます。
内臓から温めることで血行をよくします。
★白湯の作り方★
①耐熱グラスに水を入れレンジで1分程度温める
②沸騰したお湯を冷ます(40~50℃程度)
一気に飲んでしまうと胃液が薄まり消化力が落ちてしまうので、10分ほどかけてゆっくり飲みましょう。

朝食に野菜たっぷりの温スープを飲む
白湯だと物足りない人には、朝食で野菜たっぷりのスープがおすすめ!
内蔵から温めることが大事なので、冷たいスムージーより温かいスープがおすすめ!面倒な人はコンビニやスーパーで売っているカップスープでもOK!

ポカポカ食材
「ショウガ」を食べる
血管を広げ、血流を良くしてくれるのは生よりも“乾燥or加熱したショウガ”
乾燥させたショウガを飲みものに入れたり、刻んで料理に加えたりして摂りいれましょう。

カラダを冷やす食材を避ける
例)トマト、ナス、キュウリ、ダイコン、セロリ、バナナ、マンゴーなど
夏に採れる野菜や気候が暑い地域で収穫された野菜やくだものは、カラダを冷やすと言われています。もしこれらの野菜を摂る際にはなるべく温野菜にして食べたいものですね。

岩盤浴でゆっくり過ごす
【効果的な岩盤浴の入り方】
うつぶせで5分、その後仰向けで5分 合計10分が終わったら5分休憩
この繰り返しで60分くらいゆっくりと岩盤浴で横になるとカラダの中からポカポカになりますよ!『ホットフラッシュ』をセルフメディケーションしていく際に、最もおすすめしたい方法です。
◆カラダを外側から温める◆

38~40℃ほどのお風呂で15分間の半身浴
脱水症状を起こさないように、水分補給をしながら入りましょう。
ぬるめのお湯でゆっくりとカラダを温めることで、副交感神経が優位になりカラダがリラックスします。そして、温かくなった血液が全身を巡ることで、手先から足先までしっかり温めることができます。

炭酸泉に入る
炭酸の泡は水に溶けた二酸化炭素。それが皮膚を通って体内に吸収されると、血管を広げてくれそのおかげで血流がアップすると言われています。
温度も始めはぬるめでもじわじわとカラダが温まりポカポカしてくるので、自分のカラダのめぐりが改善されてきたのも実感できると思いますよ!

ふくらはぎをマッサージ
ふくらはぎは「第二の心臓」!
心臓へ血液を送るポンプの役割を担っています。
ふくらはぎをマッサージすることで血液が全身を巡り、血行が改善されます。女性は、ふくらはぎの筋肉量が男性に比べて少ないため滞りやすいのでしっかりマッサージして血液を全身へ運びましょう。
◆食事で血行改善◆
血行不良の状態を改善するには、血液がサラサラの状態でなければなりません。血液サラサラに効果のある食品を積極的に食事から摂るようにしましょう。

大豆製品を積極的に摂る
納豆や豆腐、味噌など大豆から作られる食品には、
大豆イソフラボンが豊富!
大豆イソフラボンは血液をサラサラにする効果があると言われています。それに、大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをすることがわかっており、年齢とともに減少するホルモンを補う役目も担ってくれるので、更年期の女性は意識的に摂るべき食品です。
★納豆の効果的な食べ方★
朝食より夕食で食べる
寝ている間に水分不足で血液がドロドロになりやすいので、血液サラサラ効果のある納豆は夜食べると良し!
加熱せずそのまま食べる
加熱すると大事な成分が壊れてしまうので、そのまま食べましょう。

黒い食材を積極的に摂る
食材例)黒豆、黒ゴマ、こんぶ、黒酢、わかめ、こんぶなど
黒い食材によく含まれているのが「アントシアニン」というポリフェノールです。強力な抗酸化作用があるポリフェノールですが、血液をサラサラにする効果もあると言われています。赤ワインにも含まれているので、適度に飲むのはおすすめです。
◆サプリメントを活用する◆
ホットフラッシュの症状に効果のあるサプリメントを上手に活用するのもおすすめです。
更年期の悩みにフォーカスして成分が配合されているのが
キッコーマン からだ想い 基本のサプリ です。

ホットフラッシュの悩みだけでなく、
成分を一緒に摂れるのは嬉しい限りですね。
★基本のサプリの嬉しい2大成分★
- ほてりに効果が期待できる「大豆イソフラボンアグリコン」
- ストレスによる精神的な緊張感を緩和してくれる成分「ぶどう種子由来プロアントシアニジン」
★ホットフラッシュ対策に基本のサプリを試してみました★

ケイコ

従姉のマサコ
サプリメントは薬ではないので、即効性はありません。ただ、積極的に摂るべき成分を効率よく摂れるというメリットがあるので、普段の食事や生活習慣を補う存在として活用していきましょう。
★漢方を活用★
漢方は女性ホルモンの乱れが原因で起きる不調の改善が、得意分野なのです。体質そのものをゆっくりと改善することをサポートしてくれます。
★悩み別おすすめ漢方薬★
ホットフラッシュ・のぼせ等:桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
虚弱体質・貧血・めまい等:当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
肩こり・疲労感・不安感等:加味逍遥散(かみしょうようさん)
体質改善は、1~2日でできるものではありません。最低でも3ヶ月は続けていきましょう。
継続する力が大事ですね!もしそれが続けられないと感じた場合は、サプリメントで補っていくのもいいかもしれませんね。
4.まとめ
更年期の厄介な悩み「ホットフラッシュ」に関して、その原因と、自分でできる対策(セルフメディケーション)についてまとめてみました。
今回紹介した対策は自分でできる、カラダにやさしいものばかりです。遠回りの健康法は時間はかかるものの、カラダに負担をかけないやさしい方法なのですよ!
そして、ホットフラッシュだけでなく更年期の女性に起きる他の不調を緩和する対策としても有効です。
できることから取り入れて、更年期にあらわれるホットフラッシュを含めた不調を、自然治癒力を高めて緩和していきましょう!
また、ホットフラッシュをはじめ更年期の不調は、一度起きたからといってずっと続くわけではありません。精神的なことが大きく影響しますので、ご自分の体のことばかりを気にせず、体のことを忘れられるような自分の好きなことや趣味に没頭してみるのもいいですね。また同じような年齢の人と話をすることでも気分転換になるものです。独りで悩まず行動してみましょう。
以上、"【辛いホットフラッシュ】原因と対策をサプリメントマイスターが徹底解説!” でした!
※この記事を監修して頂いた専門家の方 監修:株式会社とらうべ ヘルスケアに関するサービス、マーケティング支援やコンテンツ発信などを事業として展開。医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士などの専門家により、 医療・健康に関連する情報について、信頼性を確認・検証するサービスを提供している。 ※監修している内容についてはあくまで一般論に関してであり、具体的症状についての説明や診断を行うものではありません。また、監修者は本サイト上またはリンク先等におけるいかなる個別商品、特定商品の効果保証、購入推薦・推奨などをするものではありません。
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この記事の執筆監修者の保有資格・企画 : 予防医療診断士(7)
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