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看護師が解説!【肌が荒れる...】原因と対策は?

  • 最終更新日:2018年5月15日
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監修者・女性

この記事の執筆専門家

看護師 助産師 青井梨花 (株式会社とらうべ)

 

株式会社 とらうべ 社員。病院や地域の保健センターなど、さまざまな機関での勤務経験がある助産師。現在は、育児やカラダの悩みを抱える女性たちの相談に応じている。

※本記事は、助産師の方に執筆いただいたものを健康チョキンにて編集しております。

 

1. はじめに

お顔の肌荒れ、気になったことはありませんか?

 

1日のスタートでお化粧のノリが悪いと気分もノリませんね。

 

どうして肌が荒れるのか?

 

その原因を知って、悪くなる前に早めに何とかしたいものです。

 

自分で出来るセルフメディケーションも含めて、どうしたら改善出来るお伝えします。

 

 

2. 「肌荒れ」ってどういうこと?

肌荒れのない健康な肌は、皮膚表面の皮脂や皮膚内部の水分やうるおいを保つための成分のバランスがとれています。

 

肌のバリア機能」が正常に発揮され、外からのさまざまな刺激から守ることで健やかな肌は保たれている状態です。

 

しかし、肌のバリア機能が崩れると、外部のからの刺激を受けやすくなってしまい、肌の状態が悪化してしまいます。

 

「肌荒れ」とは肌のどのような状態を指すのか、「良い肌」と「悪い肌」の違いをもとに説明します。

 

○良い肌の状態

皮膚の表面はツルツルと平らなのではなく、よくみると多数の溝があります。  

 

顔だとわかりにくいかもしれません。手の甲の皮膚だと溝がみえますね。

 

この溝を「皮溝(ひこう)」といい、溝に囲まれた部分を「皮丘(ひきゅう)」といいます。

 

よく、肌の状態が良いことを「肌のキメがととのっている」といいますね。

 

この「キメ」とは皮丘の凸凹形態のことで、皮丘のひとつひとつが、ふっくらと三角に小さく均一に並んでいて、皮溝の幅が狭いのが「キメがととのっている」状態です。

 

具体的には、次のような状態が良い肌といえるでしょう。

  • 肌ツヤが良く、なめらか
  • 肌にうるおいがある瑞々しく、ハリがある
  • 毛穴が目立たない
  • 血色が良い

 

○悪い肌の状態

反対に肌荒れとは、次のように皮膚のキメが乱れている状態をいいます。

 

  • カサカサ・ゴワゴワする
  • 毛穴が目立つ
  • 吹き出物が出る
  • 肌がくすむ

 

さらにひどくなると、赤みが続く、かゆくなるといった症状がみられることもあります。

 

 

3. 肌荒れの原因って?

 

肌は一定の周期で生まれ変わっています。

 

この新陳代謝を「ターンオーバー」といいます。

 

顔の肌は、通常約28日周期で生まれ変わるのですが、ターンオーバーが乱れることにより、肌荒れが起きることもあります。

 

下記のような原因が、重なったり、影響し合ったりして起こることもあります。

〇乾燥

湿度が低い冬場はもちろん、エアコンの効いた室内で過ごすことが多い夏場でも、乾燥により肌から水分が奪われことで、肌のバリア機能を低くしてしまいます。

 

〇紫外線

紫外線による肌へのダメージによって、肌のターンオーバーが乱れます。

 

また、肌のバリア機能が崩れることで、肌のくすみやハリをなくし、シミ・シワ・たるみを引き起こします。

 

〇生活習慣の乱れ

睡眠不足食生活の乱れなど、不規則な生活が続くことで、肌のターンオーバーが乱れ、肌荒れの原因となります。

 

〇便秘

便秘になると、腸内環境が悪化して有害物質が多く発生します。

 

便秘で行き場のない有害物質は、腸壁から血管を通り、肌から汗や皮脂に混じって体外に排泄されます。

 


肌では、有害物質の排出に手間をとられて、ターンオーバーが追いつかなくなり、汚れが溜まりやすくなります。

 


その結果、肌荒れを引き起こすことがあります。

 

〇女性ホルモンの影響

生理前にニキビが出来やすくなったり、肌荒れが起こしやすいのは、生理前に多く分泌される女性ホルモンのひとつ、プロゲステロン(黄体ホルモン)によるものです。

 

プロゲステロンは皮脂の分泌を盛んにさせるので、肌の皮脂と水分とのバランスが崩れ、肌トラブルを招くことが多いのです。

 

また、生活習慣の乱れやストイックなダイエットなどでホルモンバランスが乱れると、肌荒れを招くこともあります。

 

外部からの刺激

ハウスダスト花粉などのアレルギー物質に敏感に反応してしまうことも、肌荒れの原因のひとつです。

 

生活習慣が乱れたり、体調の変化などがあわさって、肌のバリア機能が崩れたとき起きやすいものです。

 

も、そのままにしておくとバリア機能を乱すことにつながります。

 

〇間違ったスキンケア

何度もゴシゴシこする強くパッティングするなどのスキンケアは、肌への負担となり、バリア機能を低くしてしまいます。

 

 

4. 肌荒れ対策:改善方法はコレ!

肌荒れが気になる時、まず自分で出来るセルフメディケーションはどんなことでしょうか。

 


肌荒れの原因から、その対策をご紹介します。

 

〇こまめにたっぷり保湿する

肌内部の水分をしっかり補うことは、肌のバリア機能をととのえることにつながります。

 

洗顔後すぐ、化粧水でたっぷり水分を補ったあとは、その水分が発散しないように乳液クリームなど、油分の入ったものを重ねづけするようにしましょう。

 


顔に吹き出物がある場合、化粧水や乳液のベタベタする感じが、かえって肌の状態を悪化させるように感じるかもしれません。

 

しかし、吹き出物が出ている場合、実は肌のバリア機能が乱れにより皮脂が過剰に分泌されていることが原因ということもあります。

 

しっかり保湿をすることで、バリア機能回復を促し、肌の改善が期待できるのです。

 

また、保湿をして肌のバリア機能をととのえることは、花粉や汗といった外部からの刺激から肌を守ることにもつながります。

 

乾燥している環境には、加湿器の使用や濡れた洗濯物を下げるなど、60%前後ほどの適度な湿度を保つ工夫もひとつの方法です。

 

 

〇正しいスキンケアで肌を守る

顔が油っぽい、吹き出物が出ているなどで、1日に何度も洗顔ソープで洗いたくなるかもしれません。

 

しかし、必要な皮脂まで洗い流してしまうため、かえってバリア機能を低下させ逆効果です。

 

清潔にすることは良いことですが、洗顔ソープの使用は1日2回ほどにしましょう。

 

同じように、お風呂やシャワーの温度が高いと皮脂が流れてしまうので、高くても40℃ほどまでにします。

 

洗うときは、ゴシゴシ洗うと摩擦で肌が傷つく恐れがあるため、やさしく泡で洗うようにします。

 

タオルで拭くときも、水滴をおさえて拭くようにします。

 

洗顔後からすぐ水分が発散していくので、なるべく早く保湿を忘れずにおこないましょう。

 

〇紫外線対策は万全に

紫外線による肌へのダメージは蓄積されていきます。

 

ですから、年間を通してUVケアをはじめとする、紫外線対策が不可欠です。

 

日傘帽子ストールなどを活用しましょう。

 

夏場は、日焼け止めを塗っても汗で落ちてしまうので、こまめに塗りなおすことがポイントです。

 

〇生活習慣の見直しを

 

3食なるべく同じ時間帯に、いろいろな食材を摂るよう心がけるようにしましょう。

 

健康な肌をつくるためにも、以下のような食材を積極的に撮るとよいでしょう。

 

● たんぱく質が多く含まれる食材

  • 肌をつくる材料となります。

・肉類

・魚介類

・卵 など

 

● ビタミンB1・B2・B6などのB群

  • 肌や粘膜の健康に関係しています。

・牛

・豚

・鶏肉のレバー

・海苔

・納豆 など

 

● ビタミンCが多く含まれる食材

  • 抗酸化作用により、肌をダメージから守ります。

・いちご

・キウイフルーツ

・ブロッコリー など

 

● 良質な油(オメガ3)が多く含まれる食材

  • 皮膚の角質や粘膜を強くする作用があります。

・青魚

・ナッツ

 

栄養は食事から摂ることが前提ではありますが、外食が多くてなかなか栄養バランスが摂れないときもあると思います。

 

そんなときは、セルフメディケーションとしてサプリメントを使用するのも方法のひとつでしょう。

 

食事時間もそうですが、就寝時間起床時間もなるべく同じ時間帯にすることは、体内リズムが整い、肌のターンオーバーを正常化する成長ホルモンも分泌が促されます。

 

規則正しい生活は、便秘の改善も期待されますし、肌の健康には欠かせません。

 

ストレス解消のひとつとして、ウォーキングヨガなどの軽い運動を取り入れるのも、新陳代謝が盛んになり、おすすめです。

 

〇刺激になるものは、こまめに取り去る

汗や花粉など、肌へ刺激になるものは、肌に長く残しておくと負担になります。

 

こまめにおさえるようにやさしく拭き取ったり洗い流しましょう。

 

枕カバーやシーツなどの寝具や衣類、拭き取るハンカチなども、清潔を心がけましょう。

 

5. 最後に

 

なかなか良くならないときや、赤みが強い、かゆみがひどい、ポツポツとしたできもの(湿疹:しっしん)が出ている、などが起こっていたら治療が必要な場合もあります。

 

一度、皮膚科を受診し医師に相談してみましょう。

 

 

 

※この記事を執筆いただいた専門家の方

女性専門家

執筆:看護師 助産師 青井梨花

株式会社 とらうべ 社員。病院や地域の保健センターなど、さまざまな機関での勤務経験がある助産師。現在は、育児やカラダの悩みを抱える女性たちの相談に応じている。

●株式会社とらうべ

ヘルスケアに関するサービス、マーケティング支援やコンテンツ発信などを事業として展開。医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士などの専門家により、 医療・健康に関連する情報について、信頼性を確認・検証するサービスを提供している。

 

※執筆内容についてはあくまで一般論に関してであり、具体的症状についての説明や診断を行うものではありません。また、執筆者は本サイト上またはリンク先等におけるいかなる個別商品、特定商品の効果保証、購入推薦・推奨などをするものではありません。

 

 

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編集部
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